好天の下でプレー楽しむ 〜笠老連グラウンドゴルフ大会 2023.5.16

ホールインワンねらってショット。

 新型コロナウィルスの感染症法上の位置づけが5類へと移行したことで、人々の活動は活発になったように見えます。5月10日(水)、第79回笠老連親善グラウンドゴルフ大会が笠懸公民館南側のあすかホールグラウンドゴルフ場で行われ、町内各地から150人を超えて参加し、盛大に行われました。

 笠老連としては今年度初の大会です。5類移行によってコロナウィルスの脅威が一気に無くなったわけはなく、高齢者や病気のある人にはまだまだ恐ろしい病気のはずですが、大勢のお年寄りが中にはマスクを外して参加し、嬉々として親善を深め、日ごろの腕を競いました。

 グラウンドゴルフは、15m・25m・30m・50m先にある直径30pほどのリングにボールが止まるまでの総打数で競われ、ホールインワンがあった場合はそこから3打マイナスできます。競技は3ラウンド、24ホールのストロークプレーですが、ホールインワンをいくつ取るかが成績に大きく影響するため、最も出やすい15mのショートホールではみな慎重で真剣な表情を漂わせて挑みます。

 大会は、8時30分過ぎに参加者全員が6〜7人のチームに分かれて、全ホールからに一斉にスタートして行きました。天候も良く、風も弱い絶好のコンデション下の大会となり、好スコアーに期待がかかるところですが、参加者は同好の者らしく、スコアよりも交流といった感じで、皆さん地域を超えて楽しそうにゲームに打ち込んでいました。

 大会の主な結果は以下の通りです。

  順 位 氏  名 総打数 ホールインワンの数
女子の部 優 勝 栗崎勝子 6区 46 3
準優勝 石坂ヨシ子 3区 49 2
3 位 川端トシ子 7区 50 2
男子の部 優 勝 松井 満 10区 50 3
準優勝 綿貫 貢 3区 50 2
3 位 君島皓之 7区 51 2

 

 笠老連の大会結果を受けて上位48人(男女24人づつ)が、6月1日(木)に同会場で開かれる市老連大会に笠懸地区代表として出場することになります。市老連の大会では個人戦のほかに、スコアーによる上位5人の地域対抗戦も行われるそうで、笠懸地域の人たちには好スコアーをたたき出してほしいところです。

 全国各地では、高齢者を中心にグラウンドゴルフ熱が盛んで、市大会、県大会、全国大会などと各種大会が予定されているようですが、今年の冬のコロナウィルスによる死者数は、過去最多だった昨夏の第7波を上回る勢いだったとか。そしてその多くが高齢者だったとの話も聞かれています。“国民の自主的取り組みをベースにした対応”と国では突き放しますが、細心の注意をもって、皆さんには取り組んでほしいものです。