“桜も終わりだね” 散る桜の下で春を楽しむ 2023.4.4

早くも散り始めた桜。
残った桜を見ながらのんびり。

 「第28回カタクリさくらまつり」が3月25日(土)から4月2日(日)まで、岩宿の里で開催されました。4月1日・2日の土日は天候に恵まれましたが、記録的に早く咲いた桜の花は早くも散り始めていました。

 2日(日)の11時30分過ぎ、岡登景能公銅像前広場では演奏会が始まり、「グルーポ・ラ・ミエルコレス」の明るいアンデス音楽が響きます。どこからか鶯の鳴き声も聞こえてきます。

 椅子に座って演奏を聴いていた藪塚から来たという高齢の夫婦は、「これから太鼓の演奏があるので待っています。太鼓の演奏が大好きで来ました、ここへは、よく散歩に来ています」と、焼きそばを食べながら話してくれました。その後ろでは風に舞う桜吹雪と遊ぶ家族連れ、地面には桜の薄いピンクの絨毯ができつつありました。

 博物館前の芝生ではテントを張り飲食を楽しむグループも見えます。犬の散歩を楽しむ少年、コンクリートに腰を落とし談笑する高齢者、鹿の川沼では釣り人の姿も見えました。そんな中、突然県会議員選挙の宣伝カーが博物館北の道路を西から東に通過。「よろしくお願いします」と拡声器から呼びかけていました。

 歩道に立つ交通整理の男性は、「あまり混雑していません。桜も終わりだね」と話していました。