4年ぶりの“岩宿ムラまつり”は雨の中での開催 2023.4.4

参加者は雨を避けながら体験に参加していました。

 3月26日(日)午前10時から、岩宿博物館の“岩宿人の広場”で、博物館友の会主催による「岩宿ムラまつり」がカタクリさくらまつりに合わせて開催されました。

 当日はあいにくの雨模様で、しかも小雨から強い雨脚となり、会場の地面は水たまりができるなどして来場者は雨をよけてテントの中に駆け込んでいました。

 開村式で須藤昭男みどり市長は、「今はスイッチひとつでなんでもできてしまう時代ですが、岩宿博物館友の会の活動は、災害の際には非常に役立つ素晴らしい活動です。また、昨年、相沢千恵子さんから相沢忠洋さんの資料4万点が市に寄贈されました。今後は随時展示公開する企画を進めています」とテントの中から、雨をよけてテントの中にいる来場者やスッタフにあいさつしました。

 まつりでは、古代の体験が盛りだくさんの「体験スタンプラリー」をこれまで開催してきましたが、今回はコロナ感染予防として混雑を避けのため、石臼で粉ひき・石器づくり・まが玉づくり・どんぐりパン作り・火起こし体験はいずれも事前予約の受付をしていました。

 終了予定時刻は午後2時でしたが、小雨から次第に大粒の強い雨になり、事前予約の来場者の各体験の終了が祭りの終了となりました。事前予約には「予約した体験には必ず遅れずに参加してください」と注意書きがあったので、雨の中参加してくれましたが、事前予約がなければ、もっと参加者が少なかったかもしれません。どしゃ降りの雨で来場者は130人ほど、残念な祭りとなりました。