5年ぶりの開催めざし実行委がスタート 〜みどり市公民館大会 2023.3.28

多世代交流館で行われた第1回実行委員会。

 みどり市公民館大会を令和5年度に開催することを目指した第1回実行委員会が3月22日(水)午後7時半から、みどり市大間々町の多世代交流館で開かれました。同大会は、令和2年3月に開催を予定していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大で開催直前に中止になった経緯があり、令和5年度の開催は5年ぶり、令和になって初めての大会になります。

 新型コロナウイルスの感染も落ち着きを見せ、様々な催しが再開されつつある中、みどり市公民館運営審議会(公運審)でも公民館大会の開催を要望する声が出されていたことなどから、令和5年度の開催に向けて準備を始めることになったものです。

 みどり市公民館大会は、平成29年3月に大間々公民館(みどり市厚生会館)、平成30年3月に東公民館、平成31年3月に笠懸公民館と、市内3公民館を回る形で開催してきました。中止になった大会は、大間々公民館の機能を兼ねて新たに開館した多世代交流館(旧福岡西小学校)を会場に行うことになっていたことから、令和5年度も多世代交流館での開催を考慮して実行委員会が行われました。

 実行委員は、公運審委員7人、公民館活動経験者3人、公募委員1人の計11人で、会議では実行委員長に山ア君明さん(公運審委員長、大間々)、副委員長に加藤工太郎さん(公運審委員、笠懸)を選出し、事務局からこれまでの経緯等の説明の後、第1回会議ということで参加した委員から大会に関するそれぞれの思いを自由に出してもらいました。委員からは、「コロナで沈んでしまった住民の意識を高めたい」「若い人たちにも公民館に来てもらえるような方策を考えたい」「人と人が直接顔を合わせることの大切さもう一度考えたい」「公民館の原点を考えられるものに」など、様々な意見が出されました。

 実行委員会は今後、月1回程度の会議を重ねながら開催に向けて準備をしていくことになります。公民館では、「実行委員会を早く開始したので8月下旬から9月上旬ころの開催も考えられますが、実行委員さんにはそれにこだわらず、地域の課題などをじっくり議論して取り組んでほしい」と話して、それぞれ地域性の異なる東・大間々・笠懸の各公民館の課題をどう取り上げていくのか、今後の活発な議論の積み上げが期待されます。