クリスマスや正月に楽しめるリース作り 〜7区寄せ植え教室 2022.12.27

一所懸命の作業で会場が静かになるほどでした。

 12月21日(水)午前10時から、みどり市笠懸町7区公民館において、同区婦人会(会長=手塚裕子さん)主催で一般の区民も参加して10人で「寄せ植え教室Part.2 冬にリースを飾ろう」が開催されました。

 講師は「花のあらいお花畑企画室」(桐生市相生町)を主宰する新井清一さんとアシスタントスタッフ2人でした。花材(生花)は、屋外で充分対応できる葉ボタン3ポット、ビオラ2ポット、実付ヤブコウジ、シルバースター、ハーレークイン、シルバースター、ポリゴナムと全部で10ポット。資材は、ワイヤーリース、培養土、スパーベラボンを使用しました。

 講師の説明と手本を真剣に見聞きしては、各自のテーブルに戻って作業を行い、また次に講師の説明、と繰り返してワイヤーリースに花苗を植えこんでいきました。参加者に用意された花材の花の色や葉の色、大きさや形が違い、飾り付けるのに苦労して、いつもは賑やかな会話が絶えない集団がこの日はしーんとしていました。誰もいないような静けさになり、その中でポット苗を取り分け、配置の場所決めに没頭して楽しんでいました。花の栽培や寄せ植えは経験していても、初めてのリース作成のでき上がりに皆さん満足そうでした。

 市販されているリース飾りはかなり値段が高いのですが、参加費は3,000円と低額に抑えられていました。講師の新井さんは、「今回のリースは6,000円くらいの価値があります」と話しながら、水やりの方法や厳冬期の管理などもアドバイスしていました。

 冬は花の種類が少なくなるので閑散としてさみしくなりますが、クリスマスやお正月用には、赤いリボンや紅白の水引などの小物で変化をつけて楽しみ、冬から春にかけて咲くビオラと葉ボタンも入ったリースは、春の3〜4月ごろまで楽しむことができます。