最終回はしめ縄づくり 〜米っこクラブが閉講式 2022.12.20

しめ縄づくりを終えると、もうすぐお正月です。

 岩宿博物館(みどり市笠懸町)主催の第8回岩宿の里米っこクラブ「収穫物を食べよう、しめ縄づくり、閉校式」が12月10日(土)午前10時から、スタッフも含め43人が参加して岩宿の里学習館で開催されました。

 会場にはブルーシートが敷かれ、岩宿の里に古代米をつくる会(会長=木村喜美男さん)の人たちが、ごぼうのような形をした「ごぼうしめ縄」の作成を指導しました。ワラはなかなか扱いにくいようすでしたが、それぞれが頑張って作ったしめ縄に松の枝やみかんを飾り付けてできあがりました。でき上がったしめ縄を手に、全員で岡上影能公の銅像前で記念写真を撮りました。

 今年は、新型コロナ感染予防のため赤米・黒米の臼での餅つきが行われないため、早々とすべての日程が終了して、昼食の完成が間に合わず、「あ〜、いい匂いがする」と調理場をのぞく米っこの姿がありました。残念ながら餅つきをして楽しむことはできませんでしたが、赤米・黒米の大福、お蕎麦とサラダ、おでんなどが持ち帰りの昼食としてでき上がりました。

 「また、来年も来てください」という岩宿博物館の萩谷館長や友の会やスタッフのあいさつで閉講式が行われ、今年度の米っこクラブが終了しました。

※米っこクラブは、1年を通して古代米の種まきから収穫までを体験する農業体験学習です。