“古代料理体験”を母娘で楽しむ 〜ふるさと納税返礼品で 2022.11.29
![]() |
古代料理を楽しむ二人。気分は岩宿人? |
11月23日(水)午前11時から、岩宿博物館友の会の古代料理レストランが、みどり市ふるさと納税の返礼品「岩宿の里 古代料理体験」を提供するためオープンしました。日本列島に旧石器時代があることを初めて証明した岩宿遺跡で、博物館見学と全国でも珍しい古代料理の体験は、ここでしかできないものです。
メニューは全7品で、黒耀石のナイフで肉を切って木の葉で包み、熱した石で調理する石蒸し料理、鮭の燻製、イノシシ汁、古代米、ドングリのコーヒーなど、その当時の料理方法を体験しながら食事を楽しめます。
この日のお客様は、千葉市から朝6時30分に出発して電車でやってきたという母と娘さん。「岩宿遺跡に興味があったのと、食べるのが好き」というのが今回の返礼品の希望動機だそうで、80歳の母親を娘さんが誘って来ました。あいにくの雨のため、テントの中で古代料理を体験しました。
娘さんは、朴葉で肉を包むときや、ドングリパンの材料のドングリやクルミ味噌、どんぐりパンを焼くときなど、携帯電話でパチパチと撮影をしていました。二人とも塩味の素朴な料理に「おいしい、おいしい」と食べて、「食べきれない」と残ったものは持参の保存袋に入れておみやげにし、スッタフといっしょに記念写真を撮っていました。この日の料理のために用意した青竹のお皿やカップ、箸やドングリもおみやげに追加し持ち帰りました。
二人は食事の後、傘をさして鹿の川沼の周辺の散歩してから、タクシーでながめ余興場に向かいました。古代料理の体験が忘れられない楽しい思い出になったでしょうか。