岩宿ムラ収穫まつりが3年ぶり復活! 2022.11.22

入場時に検温、手指消毒をして楽しみました。

 11月13日(日)午前9時45分、岩宿人の広場の欅の木に吊るされた大きなくす玉を博物館友の会会長の田村確也さんと子どもたちが割り、「岩宿ムラ収穫まつり復活!」の垂れ幕が現れて開村式が始まりました。

 須藤みどり市長は、「今年は岩宿博物館が開館30周年を迎えております。コロナの影響でこのようなイベントがなかなか開催できませんでした」とあいさつしました。

 会場の岩宿人の広場は、網のネットで囲われて、これまでより狭い会場でした。新型コロナの感染対策のため出入口は一か所で、入場時に検温・手指の消毒を済ませると赤いリストバンド(入場許可証)が渡されました。屋外のイベントでしたが、ソーシャルディスタンスをとってもマスク着用が必要でした。

 今回の収穫祭りは、残念ですが好評の餅つきやドングリのつめりっこ汁など、例年の無料配布はなく、会場内での飲食はできませんでした。来場者は、これまでの開催時より少ない400人弱でしたが、小さい子どもたちとその家族が多く、紅葉した岩宿の里で石器づくりや石臼、火起こし、勾玉づくり、土器焼きなどを体験して、晩秋の一日を楽しんでいました。