実りの秋・・・ スズメの数が減っている? 2022.9.6

この周辺でもスズメの数が減っていいるのでしょうか?

 実りの秋を迎え稲の穂が膨らみを増し、頭を垂れる日も近いです。私が通うスイミングスクール近くの田んぼに防鳥具のカイト鷹が1羽舞っていて、田んぼの隅に防鳥用のゴム製(?)のフクロウが棒の上に置かれていました。

 昨年、数羽のカイト鷹が舞っていた“大田んぼ”が気になり見に行きましたが、広い田んぼにはカイト鷹の姿はなく(まだこれから?)、まわりを見渡しても雀も数羽しか飛んでいません。

 インターネットで検索すると、東久留米市自由学園の中学生による「バードセンサス」(野鳥の数の調査)では、1964年に1,740羽数えられていたものが1998年には278羽まで減った、また「最近20年足らずで最大80%、半世紀前との比較では90%も減少」との記事があり驚きました。原因はヒナに食べさせる昆虫や餌のいる原っぱや田畑の減少、新築される家屋に隙間や穴がなく雀の巣づくりや子育てには住みにくい環境になっているとありました。

 雀は雑食性で、特にイネ科の種子を好むため害鳥のように見られていますが、子育ての時は4,000匹もの虫を捕らえるそうです。私の住むみどり市笠懸町は農地も多く、ビニールハウスは増えましたが、近くには標高は低いですが山もあり緑の多い地域です。市街地同様に雀が減少しているのでしょうか。電線に並ぶ雀の姿を見ることは近い将来なくなってしまうのでしょうか。