岩宿駅周辺まちづくりワークショップ 2回目を開催 2022.8.23
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4つのグループに分かれて意見を出し合う。 |
駅利用者や地域住民など、地域との関わりが深い人たちから意見やアイデアをまちづくりに反映させようという「岩宿駅周辺まちづくりワークショップ」の第2回が、8月18日(木)に笠懸公民館で行われました。
参加したのは岩宿駅近隣の行政区長やPTA役員を始め、観光物産協会や商工会、みどり市スポーツ協会、笠懸野文化ホール運営協議会、ワークショップの進行ととりまとめを行う前橋工科大学の教授と学生、みどり市都市計画課職員と全体取りまとめを担当る(株)建設技術研究所など、総勢40人ほど。
初回は7月2日(土)に行われ、岩宿駅周辺のまち歩きを行い、良いところ、悪いところ、改善・アイデア、その他をとりまとめました。駅や駅前広場に関する意見としては、「橋上駅舎にし、南口をメインに開発する」「南口に改札を」というものや、「待合スペースにエアコンがない」「駅の屋根を広げてほしい」というものがありました。また、「跨線橋が危険」「北口が暗くて危険」「車歩道の区別がない」など、問題点が多く指摘されました。
土地活用に関しては、「桐生市場に空き地があり活用できないか」というものや、「公園整備や駅前のにぎわい」を求める意見もありました。また、岩宿遺跡や阿左美沼、鹿の川沼などについては、景観が良いとしながらも、観光資源としての活用を求める意見が多数ありました。
これを受けて2回目の今回は、「駅周辺まちづくりでできること、したいこと」をテーマに、整備方針図を検討しました。整備方針は、@岩宿駅の拠点機能の強化、A土地・施設活用による新たな交流拠点の形成、B多様な魅力を有する地域資源の活用、C安全・快適な道路・交通ネットワークの形成、の4点をあげ、4グループにわかれてで意見を出し合い、その後各グループから発表が行われました。多くあげられた意見としては、南口の整備や駅舎が快適に利用できるような改善を望むものや、バリアフリーで障害者に優しい構造、などがありました。また、歩道整備やサイクリングがしやすい道路づくりなど、周辺環境の整備を求める意見もありました。
第3回のワークショップは9月29日(木)、内容は「駅周辺の整備イメージを考える 」として行われる予定です。