「何冊買ってもいいの?ヤッター!」 〜ミニ古本マーケット 2022.8.16
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財布にも環境にもやさしい古本マーケット。 |
8月12日(金)午前10時から、笠懸図書館で使用した本や雑誌を格安で販売する「ミニ古本マーケット」が開催されました。
新型コロナの感染対策がとられるまでは談話室として利用されていた入口右のスペースのテーブルや長椅子の上には、段ボールなどに入れられた雑誌・小説などの一般書や、料理本・手芸本などの実用書などが選びやすいように展示されていました。
古本購入は予約制で、14組の申込があったそうです。一組15分でほしい本を選定します。図書は一冊100円、雑誌は1冊20円でした。
古本マーケットに来ていたのは、2人目が9月に出産予定という女性。探していたのは、恐竜と電車と博物館の絵本、どうやら男の子の絵本を探していたようで、5冊の本を購入していきました。
次にやってきたのは4歳と7歳の男の子とお母さんの3人。週末は図書館によく利用していて、桐生市の図書館にも行くそうです。「家の中に本がいっぱいで、最近はなかなか読み聞かせはしてやれませんが、保育園で読み聞かせをたくさんしてくれます」と話し、家族みんなで本が好きなのだそうです。にこにこと嬉しそうに「何冊でもいいよ」と、始めは子どもたちに応えて選本していましたが、「ひとりが10冊ずつね」と、本の重さで持ち運びがたいへんになり購入冊数を変更していました。2人の少年は10冊ずつ、お母さんも8冊購入し、支払いは2,320円でした。新刊本を購入するどの位の金額かな、10倍、いやいやそんな安くはないらしい。
お母さんたちが手にした本は、『クロワッサン』と『趣味の園芸』、そして料理の本でしたが、「料理の本では、作れない」とため息もありました。