阿左美アンダー、歩道橋・・・大きく変わる阿左美駅周辺 2022.5.24

工事が進む阿左美アンダー。
歩道橋の橋脚ができてきました。

 県道桐生伊勢崎線阿左美パイパスの拡幅に伴い、阿左美駅周辺では歩道橋工事や東武線の下をくぐる阿左美アンダーの工事などが行われていて、周辺のようすは大きな変化を遂げつつあります。

 笠懸東小学校への通学路として使われている阿左美アンダーは当初5月の完成を予定していましたが、工事は遅れ気味で工事期間が延びることが予想されます。また、北側の市道との接続点は車の待機スペースが少ないことなどから、昨年末に桐生警察署から地元区長らに一方通行とすることなどが告げられました。

 これに対して地元からは、「これまで交互通行だったものが一方通行になることは、バイパス拡幅の機能保証にはならない」などと大きな反発がありました。そのため、地元説明会を行うことになりましたが、急遽説明会を取りやめて公安委員会で協議することになりました。それから半年近くが経過し、工事は進んでいますが、これについて地元への回答はありません。

 阿左美バイパスをまたぎ、阿左美駅へと接続する歩道橋は橋脚が完成し、歩道橋の一部が設置されるなど、着実に工事が進んでいます。歩道橋については、「県道をまたぐ工事を行うなら、東武線をまたぎ線路南につなげてほしい」という意見が上がっていました。これについては東武鉄道の承諾に時間がかかったものの、線路南も土木工事に着手していることから、地元の要望を取り入れた構造になる模様です。1期工事として県道への架設、2期工事として東武線への仮設となるもので、完成は10月末頃が予定されています。