須藤昭男氏が無投票で再選 〜みどり市長選 2022.4.12

再選が決まり万歳三唱をする須藤氏。

 4月10日告示、17日投開票のみどり市市長選挙が行われ、現職の須藤昭男氏(61歳)以外に立候補の届け出はなく、午後5時に無投票で再選が決まりました。

 市長選には、元市議が選挙届け出用紙の事前審査を受けていて、その動向が注目されていましたが、午後3時を待っても供託金の振り込みがなされていませんでした。須藤氏は、遊説先のJA新田みどりで午後5時になったため、「ほかに立候補者がいませんでした」と報告すると集まった200人ほどの支援者から拍手が起こりました。

 須藤氏は、「1期目のマニフェストでは、コロナは想定していなかったが、2期目はコロナを想定してのもので、実現に向けて言い訳はできない」と表情を引き締めました。2期目のマニフェストでは、エネルギーの地産地消、活力ある農業施策、群馬県が進める渡良瀬幹線道路の整備と企業誘致、交通弱者への配慮、女性活躍や教育環境の整備など、多肢にわたる内容となっています。また、「市民の皆さんから多くの意見を出していただき、それを後押して市民とともにみどり市を魅力ある元気な町にしていきたい」とあいさつを締めくくりました。コロナ禍での舵取りという難しい時期ですが、2期目の手腕が問われることになりそうです。