“電話でお金の話、それは詐欺” 〜卓上のぼり旗が注意喚起 2022.4.5

会員に配布された卓上のぼり旗。

 みどり市笠懸町5区親老会(会長=齋藤守男さん)では、活動の一環として、詐欺被害防止のための卓上のぼり旗を製作し、会員に配布しました。

 これは、最近桐生市やみどり市で高齢者が詐欺被害にあう事例が多発していることを知り、会員が被害にあうのをどう防いだらよいかを検討する中から企画されたものです。「注意していてもその場になると動揺して詐欺に引っかかってしまう。電話のそばで目につくものを配るのはどうか」と、卓上のぼり旗を製作し配布することにしました。

 製作されたのぼり旗は、7cm×21cmで、緑色地の真ん中に赤い字で大きく「電話でお金の話、それは詐欺」、左右にそれぞれ「落ち着いて、まずは確認、身内に相談」、「息子が事故、還付金、キャッシュカード点検、儲かる金融商品」と書かれています。文章、デザインとも5区親老会のオリジナルで、インターネットを通じて東京の業者に発注しました。

 「高齢者夫婦や一人暮らしの仲間がとても多く、なんとか被害を防止したい。こののぼり旗のお陰で一人でも被害者が減ってくれれば幸いです。」と齋藤会長さん。タイムリーな企画に拍手。