よりよい記事にするためのポイントを学ぶ 〜新聞づくり研修会 2022.3.29
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視聴覚室で行われた研修会。 |
みどり市笠懸公民館で3月22日(火)午後6時から、公民館報編集協力員らを対象にした新聞づくり研修会が開かれました。参加者どうしでコミュニケーション力の練習をする簡単なワークショップを行いながら、地域に愛される新聞づくりについて学びました。
この研修会は、さまざまな団体が発行している広報などの紙面がより充実したものになるようにと毎年開いていて、今年度は当初1月に開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で年度末に延期されて開催されました。この日は公民館報編集協力員をはじめ地区公民館の広報担当者ら15人が参加しました。
講師は『桐生タイムス』記者の高橋洋成さんで、高橋さんは「載ってうれしいメディアになる」ことが大切だと約1時間にわたって講義を行いました。「わかりやすい記事を書くためには取材が重要、取材とはコミュにケーションそのもの」と話し、コミュニケーション力を考えるために参加どうしてなるべく数多くの話題について雑談を行う「雑談ワークショップ」を取り入れて行われました。また、よりよい記事にするには「主語をはっきり出す」「主語と述語を近づける」「形容詞と名詞も近づける」ことが大切だとし、「『見出し』『写真』『割り付け』で紙面はぐっと“映える”」「もっと『遊び心』を」「企画モノをみんなで工夫する」と、参加者が簡単に取り組めそうなポイントやアイデアを披露しました。
参加した公民館報編集協力員の男性からは、「記事の書く際のポイントなど、すぐ役立ちそうなことを教えていただきました。これからの館報編集に役立てていきたいです」という声が聞かれました。これまでより魅力的な紙面になった館報が各家庭に届けられるのが楽しみです。