3月19・20日に児童らが通学路確認と校舎見学 〜笠懸西小 2022.3.15
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開校間近になった笠懸西小学校。 |
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通学路の一部に歩道を設置する工事が行われています。 |
みどり市笠懸地区で4つ目の小学校、みどり市立笠懸西小学校の開校が間近になり、通学する児童や保護者が実際に歩いて通学路を確認するとともに新しい校舎内の見学が3月19日(土)・20日(日)に行われます。
笠懸西小学校は校舎はすでに完成し、校庭の工事を一部残すのみとなっていて、現在は備品等の搬入設置が行われています。4月7日(木)には初めての始業式・入学式が行われる予定で、当初は児童418人で開校する予定です。笠懸小学校は今年度900人を超える児童数だったので、新年度はおおむね半々に分かれることになります。
4月開校時の児童の登下校が安全で円滑なものになるようにと、3月19日(土)は笠懸町8区・10区、20日(日)は9区の児童と保護者が午前9時に各登校班の集合場所を出発し、実際に歩いて経路や所要時間、危険個所がないかなどを確認します。また、到着後は開校前に児童や保護者が校舎内のようすを把握できるようにと登校班ごとに校舎内の見学を行うことになっています。これらの日には、地区代表者会議の委員(行政区役員、PTA役員、育成会役員など)にも案内が出されていて、20日の午後には交通指導員やこども安全協力の家の人たちを対象にした見学会も行うということです。
歩道・グリーンベルトの設置工事を実施中
笠懸西小学校の開校に向けて通学路の安全対策の工事も進められています。特に通学路が大きく変わる9区は国道50号が斜めに横切り、歩道のない狭い市道がほとんどのため、通学路の安全性への懸念が保護者などから出されていました。令和2年度に行われた教育委員会による通学路の安全対策についての住民説明会では、@国道50号横断個所の安全性向上(ポールの設置等)、Aグリーンベルトの設置やカーブミラーの増設と一部区間の朝1時間の全面通行禁止(スクールゾーン)の設定、B学校付近の一部道路の速度規制、などの対策を行うとしていました。
このうち、朝1時間の全面通行禁止の区域を設けることについては、説明会後に寄せられた意見などから全面通行禁止の区域は設けないこととし、9区公民館の西から学校へ向かう南北の市道のうちの一部に歩道を設置することで対応することにしたということで、現在、歩道やグリーンベルトの設置工事が行われています。通学路の今後の安全対策について教育委員会の担当者は、「前橋笠懸道路(国道50号バイパス)や都市計画道路天神拾四丁線の計画に合わせて検討していきたい」としています。また、「地域の皆様に通学路について回覧でお知らせする予定です。地域の皆様にもご理解いただき、子どもたちの安全のためにご協力いただきたい」と話していました。
みどり市西小学校の通学路の詳細については、みどり市ホームページ「笠懸西小学校通学路決定のお知らせ」をご覧ください。