朝起きたら・・・雪景色にびっくり! 〜ふたたび雪 2022.2.22

あたり一面が雪景色に。
やんだ後は急速に融けていきました。

 東京都内では雲一つない快晴となった2月18日(金)、同じ関東平野でありながらみどり市では未明から雪が降り、市内を雪景色に変えました。

 先週の雪は朝から終日にわたり降り続けましたが、今回は未明から朝9時ころまでの6時間ほどの降雪でした。それでも時折り勢いよく降った雪は手元の計測によると外に止めた車の屋根で7pほど、日陰などでは10cmを超える積雪を記録しました。

 今回の雪は、南岸低気圧による一般的な春の雪ではなく、強い寒気を伴った低気圧が東北地方南部から北関東への進んできた影響によるもので、列島の日本海側に大雪をもたらせた活発な雪雲が山脈を越えて平野部まで流れ込んで積もるほどの雪を降らせるのは、昨今では珍しい現象となっています。

 かなりの積雪となった雪も、止むのと同時に天候は急速に回復して空はスッキリと晴れ渡り、気温も上昇したことで雪はどんどんと融け、雪景色は長く続かずに消えていきました。それでもある程度の積雪になったことから、家々の庭先や駐車場などでは通勤前の除雪作業に追われたり、雪だるま作りに取り組んだりする人々の姿があちこちで見られました。

 降雪の予報も一時出されていた週末は雨の予報に変わり一安心ですが、こうした天候の変化も春先の特徴であり、近づく春の足音でもあるようです。待ち遠しい春も目前まで来ているようで、里山では木々の冬芽が膨らみ鶯のさえずりもそろそろ聞こえそうです。