“野菜泥棒警戒中” のぼり旗で注意喚起 2022.2.15

ブロッコリー畑に立てられたのぼり旗。

 北風が吹くブロッコリー畑に、「野菜泥棒警戒中〜JAにったみどり」ののぼり旗がパタパタと音を立てて舞っていました。

 新田みどり農協では、ブロッコリーなどの作物の盗難の被害が発生していることから、100本ののぼり旗を作製し、管内の農家の希望により貸し出しているそうです。

 ブロッコリーの栽培は、8月の強い日差しの中麦わら帽子を被り、畑に石灰や肥料を散布してトラクターで耕し栽培が始まります。収益のあがる収穫は晩秋から春先まで続いています。

 ニュースで報じられているような大量の盗難もありますが、1株2株の少量の被害もたびたびあるそうです。農家の人は収穫の際の切り口で、「やられた」とわかるそうで、「人を疑うのは嫌ですが、道行く人々(犬の散歩する人の持ちあるく袋や、通りすがりの自転車の荷台)が気になります」と話します。

 注意喚起ののぼり旗が役にたつのは、複雑な気持ちです。