ニューイヤー駅伝2022、地元SUBARUが大健闘の2位 2022.1.11

2位・3位のSUBARUとHonda。(阿左美地内)
1位の三菱重工に迫るHonda。(ツルヤ前)

 元日の風物詩となった第66回全日本実業団駅伝2022(ニューイヤー駅伝)が、最高気温5度、冷たい北風が赤城山を雪雲で被い、乾いた赤城颪(おろし)が選手の素肌に突き刺さる過酷な天候のもとで開催されました。

 みどり市は桐生市役所の中継所から伊勢崎市西久保町の中継所までの第6区にあたり、過去もここで区間賞を取ったチームが優勝するという重要な区間。桐生中継所で最初に襷を受けたのは三菱重工で、阿左美交差点では20秒遅れてSUBARUとHondaが追う展開となりました。

 地元群馬のSUBARUは優勝も狙える好位置に付けて応援にも力の入るところですが、TV中継は鹿の信号付近は放映がなく、家庭観戦では残念な状況でした。沿道では、コロナ前のような小旗を振ったり地域の八木節愛好会による演奏や踊りでの応援はありませんでしたが、風のように駆け抜ける選手の姿を見ようと多くの人が集まって応援する姿が見られました。

 この区間内にHondaが区間賞でトップに躍り出てそのまま優勝し、SUBARUはこれまでの最高順位となる2位でフィニッシュしました。3位に旭化成、三菱重工は4位、5位がトヨタ自動車となりました。