手打ちそばで年越しを 〜8区で蕎麦打ち会 2022.1.4

みんなで打ったそば、きっとおいしくでき上がります。

 一年の最後を飾る地域のイベント「年越しそばのためのそば打ち会」が12月31日(金)、8区公民館(みどり市笠懸町)で開かれ、地域の人たちが交流とそば打ちを楽しみました。

 日本では、大晦日の食といえば「年越しそば」が定番となっていて、地域を問わず多くの家庭で食べられています。みどり市笠懸町8区では、「どうせ食べるなら手打ちで打ちたてのそばが良い」と、8区蕎麦打ち愛好会の人たちが大晦日恒例でそば打ち会を企画、実行しています。一昨年末は、新型コロナウィルスの影響によりやむ無く中止に追い込まれていましたが、今回は「流行が落ち着いている」と判断し、規模を縮小しての実施となりました。

 そば打ちの準備はすべて会で行います。麵板やこね鉢などのそば打ち用具5セットを同区公民館に設置して、参加者を募り、そば粉、割り粉、打ち粉、おいしい水などを用意しました。例年100食分ほどの注文がありますが、今回はコロナ禍で募集範囲を縮小したため60食分ほどになったそうです。打ち手は、応募した地域の人たち15人ほどです。午後1時30分から打ち始め、全員が交互に打って2時間ほどで打ち終わり、後片付けを済ませて午後4時前には各自が手打ちそばを家庭に持ち帰りました。

 この事業は、毎年参加者に好評を得ていて、多くの人に体験してほしいところですが、参加者は固定化傾向にあるようです。参加された皆さんは、香り立つ新そばの香りとのど越し風味を味わいつつ、良き新年を迎えられたことと思います。