阿左美アンダーは一方通行か?! 12月22日に住民説明会 2021.11.23

工事中の阿左美アンダー。線路の向こうは笠懸東小。

 阿左美バイパスの拡幅に伴い、一部付け替えを行っている「阿左美アンダー」が一方通行になるとの情報を得た行政区は、12月22日(水)午後7時から、笠懸公民館で住民説明会を開催することになりました。

 阿左美アンダーは、東武桐生線の北側と南側を繋ぐアンダーパスで、阿左美バイパスの拡幅により線路の北側部分の付け替え工事を行い、令和4年5月ころの完成を目指して工事が進められています。工事の担当は土木事務所、道路の管理はみどり市、信号機は警察署とそれぞれ担当が異なります。

 これまで阿左美アンダーは、信号機による交互通行でしたが、周辺道路との安全を考慮してか、警察では阿左美アンダーに信号機を付けないで一方通行とする旨の通達が地元行政区長に届きました。これを受けて、みどり市笠懸町1区・2区・3区の区長らは、信号機設置を要望する運動を開始しました。桐生警察署交通課係長から、直接住民に説明したいとの申し出があり、説明会を行うことになったものです。

 阿左美バイパスに関連する工事は、ほかにも歩道橋の工事もあり、これらはバイパス工事前の機能を補償するもので、信号による交互通行だったものが一方通行になるとすれば、そもそも機能補償とはならないことになるほか、一方通行にするしかないとするならば、阿左美アンダーの設計が正しいものだったのかという疑問もわいてくるだけに、説明会では紛糾することも予想されます。