笠懸東小学校と岩宿博物館と連携で3種体験学習 2021.11.23
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勾玉づくりで古代に思いをはせました。 |
11月5日(金)の午後、みどり市立笠懸東小学校の6年生85人が、総合学習の授業として、体育館で勾玉づくりと石器づくり、図書室でアンギン編みの3種類の体験学習を行いました。指導者は岩宿博物館の職員と友の会のボランティア6人です。
岩宿博物館では、展示の中心となる岩宿時代の石器の理解を深めてもらうために様々な事業を展開していて、夏休み体験学習教室、岩宿体験隊、岩宿の里米っこクラブ、大人向け体験学習、市内保育園・幼稚園・学校連携、市外学校等の体験学習、岩宿ムラまつりなど、体験学習を重要な活動として取り組んでいます。
市内保育園・幼稚園・学校連携では、岩宿時代の暮らしを体験してもらおうと、小学校6年生を中心に石器づくりなどを博物館で実施しているほか、学校へ出向いて土器作り・土器焼きなどの体験事業を開催しています。令和元年度の市内の保育園・幼稚園・小学校での体験学習参加者は1791人にのぼりました。
また、市外学校等の体験学習では、小学生を中心に園児から大学生まで、幅広い年齢層を受け入れています。県外では横浜市や足利市の小学校が比較的多く来館しています(令和元年度市外78件5,062人)。博物館の体験学習の指導者には、友の会から年間延べ200人以上が支援しています。
令和4年度は、岩宿博物館は開館して30年目を迎え、特色ある地域文化の継承保存の拠点としての活動のさなる発展が期待されます。