10月1日付みどり市人事異動 〜笠懸公民館職員の異動も 2021.10.12

笠懸公民館に着任した小林さん。

 10月1日付でみどり市職員の人事異動があり、笠懸公民館では野修平さんが保健福祉部社会福祉課へ異動になり、代わって小林洋行さんが文化財課(岩宿博物館内)から着任になりました。

 小林さんは笠懸町9区の生まれですが、現在は玉村町から1時間ほどかけて通っているそうです。今回の異動で笠懸公民館に町内在住者がいなくなり、地域の課題や問題などを公民館として把握することが難しくなったのではないかと心配する声も聞かれます。

 小林さんは、市職員(採用当時は町)になってから23年目をむかえ、知識や技術、感性などが最も良く発揮される円熟期を迎えています。中山館長は、「ベテランの域に達しているので、他の職員の見本となるように頑張ってほしい」と小林さんに対する期待を話していました。当の小林さんは、「公民館の仕事が自分の性格に合っているのかはよく分かりませんが、公民館での仕事で地域の人たちとの距離感の近さを実感しました。いまは前任者の仕事を早く覚え、利用者が気持良く公民館を利用できるように精一杯お手伝いをしたい」と前向きな姿勢を聞かせてくれました。

 人々の関係性が希薄となる中で、さらにコロナ禍で公民館の事業も公民館利用者の活動も変化をきたし、先々を見据えた活動は難しくなっています。人事異動を起点に、館長、副館長、小林さんのベテラン3人が中心となり、この公民館の難局を突破していくことにエールを送りたいと思います。