元気に育っている“ひまわりの花畑” 今週には見ごろに?! 2021.10.12

たくさんの人が訪れ始めました。
 
全体にはまだ2割ほどの開花です。

 みどり市笠懸町の鹿田山東側にある吹上地区でひまわりが今年も咲き始め、たくさんの人が訪れ始めました。開花はやや遅れ気味で、今週には見ごろになりそうです。

 コロナウィルス感染症の蔓延のため今年は「ひまわりの花畑まつり」は中止になり、目玉の流鏑馬や数々のアトラクション、模擬店、地元特産品・新鮮野菜の販売などは軒並み中止となっていますが、訪れた10月6日(水)は平日であるにもかかわらず朝10時半ころには花畑に隣接する駐車場に30〜40台もの車が停まっていて、50人ほどの人たちが咲き始めたひまわりの花を楽しみながら歩いていました。

 ひまわりの花畑は、25年ほど前から地元の上鹿田むらづくり推進協議会が2haほどの遊休農地に種をまいて10月初旬に開花を迎えるように管理していて、今ではすっかりこの時期の風物詩となっています。台風や強い風で倒れてしまった不運な年もあって、自然の影響をもろに受ける植物相手では思い通りにならない事態も頻繁ですが、今年は全体的には元気に育っているようすです。

 ただ今年は開花が若干遅れているようで、まだ全体の2割ほどしか開花していません。例年のように12万本にのぼる花が一斉に咲いて一帯を黄色く染めるのはもう少し先で、今週中には見ごろを迎えると思われます。花畑の中には散策路も作られており、開花の時期には運動靴姿で来場できれば十分花畑を満喫できると思います。

 「コロナ禍のため屋外であってもマスク着用が求められていますので、準備の上お越しいただき、蜜を避けて楽しんでください」と関係者は話していました。