群馬県に“緊急事態宣言” 〜新規感染者が急増 2021.8.24

 

 新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多を記録というニュースが毎日のように繰り返されるなど、感染の急拡大を受けて8月20日(金)から群馬県内全域にも緊急事態宣言が発令されました。期間は9月12日(日)まで。

 群馬県は最も高い警戒度「4」に8月4日から引き上げていて、みどり市などには8月8日から「蔓延防止等重点措置」が適用されていました。多くの市有施設が休館になっているほか、飲食店等には終日酒類・カラオケの提供自粛などが要請されていました。

 新型コロナウイルスはデルタ株が拡散し始めてから一気に感染者数が増加しています。みどり市内の感染者は8月22日現在でこれまでに302人の感染者が確認されていて、最近では10歳未満や10代、20代などの若い人の感染も目立っています。

 緊急事態宣言を受け、みどり市では市有施設の対応状況を見直し、これまで「通常通り」とされていた小平の里や浅原体験村、黒坂石バンガロー・テント村、ファミリーオートキャンプ場そうりなどの屋外施設や、東村農産物直売所、国民宿舎サンレイク草木なども8月23日(月)から休館にしました。また、市役所各庁舎では8月25日から3〜4割の職員の分散勤務を実施するとしています。

 →新型コロナウイルス感染症対策に伴うみどり市の主な施設の対応状況一覧(PDF)

 すでに緊急事態宣言が出されていた都府県では宣言の効果が見られず、医療が深刻な状態を迎えていますが、これから夏休みが終わり学校が再開する中、新型コロナウイルスの猛威がどうなっていくのか、先を見通せない状態が続きそうです。ラムダ株の脅威なども伝えられ、自己防衛を強化するしかないでしょうか。