楽しく“案山子(かかし)”を作りました 〜岩宿の里米っこクラブ 2021.7.20

家族で協力して作ったかかしと記念撮影。

 岩宿博物館のふれあい学習館で7月10日(土)午前10時から、同館の農業体験学習「岩宿の里米っこクラブ」の第3回が開かれ、かかし作りが行われました。

 梅雨前線の影響で曇りや雨、時折り雷雨の日が続いていましたが、朝から肌を刺すような日差しの晴天となったこの日、コロナ感染予報と熱中症予防の対策のため屋内で17人の親子とスタッフ11人(古代米の会会員)が5班に分かれてかかし作りを行いました。

 作業は、初めに顔を描き、イメージから始める子どもたちと、竹の棒を組みワラをくくり付ける保護者やスタッフと分担は違いましたが、参加者全員が真剣に、そして楽しそうに進められていました。市内笠懸町から参加した熊木晴人さん(小学4年)親子が製作したかかしには、「おとうさんが完一なので、かかしの名前は“かんちゃん”と名前を付けました」とお母さんが教えてくれました。3人は、完成した“かんちゃん”といっしょに家族で写真を撮っていました。おとうさんは、「ワラを竹にくくりつけるのがたいへんでした」と話してくれました。

 かかし用の衣類は女性用が多く、でき上がったかかし5体はみな女性に見えました。

 米っこクラブ第2回の田植えは5月下旬に行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染症対策に伴う群馬県の警戒度が「4」であったため残念ながら中止になり、古代米の会の会員が作業を行いました。