総会は7月30日に、お掃除月間なども協議 〜利用者の会 2021.6.29

ZOOM利用を試しながら行われた理事会。

 笠懸公民館利用者の会(会長=上山利夫さん)の今年度第2回の理事会が6月24日(木)、同公民館サークル活動室で行われ、延期となっていた総会を7月30日(金)に開催することなどを決めました。

 今年度は、新型コロナウイルス感染症で公民館が利用できなくなるなどの影響もあって、5月27日に予定していた同会の総会は延期となっていました。6月22日(火)から公民館の利用も再開されましたが、新型コロナウイルスの影響が今後どうなるかは定かでないため、総会の開催方法については、議案書と投票の書面を送付しての書面議決を行うことも検討されてきました。

 この日の理事会では通常どおりの総会を望む声が多く上がり、あらためて7月30日(金)午後7時から同公民館を会場に行うことが決まりました。総会開催にあたっては、新型コロナウイルス感染対策のため部屋の利用定員が引き下げられていることから、メイン会場のほかに数部屋を確保し、ZOOMを利用したリモート会議を活用して、各部屋の人数を制限しながら開催する予定です。ただし、新型コロナの警戒度が再度「4」になった場合には公民館が使えないため、総会の中止を掲示などで告知することになりました。

 また、大勢が集まって毎年行っている大掃除が行えないため、同会が取り組み始めた「お掃除月間」については、各利用の終了前10分程度の時間は、手が触れたところを徹底的に消毒し、次の利用者が安心して使えるようにするため、「消毒月間」として利用者に呼びかけていくことで意見がまとまりました。期間は7・8月の2か月です。告知方法は、ポスターのほか、部屋の鍵を渡すときに趣旨を説明する案内を渡すことになりました。

 同会では、昨年度は利用者懇談会を開くことができず、その代わりとして公民館利用団体を対象に「コロナ禍での公民館活動に関するアンケート」を公民館と共同で行い、その集計結果が理事に配布されました。次回の理事会までに各理事が読み込み、意見を持ち寄って分析と課題の洗い出しを行い、会の今後の活動にどう役立てるかなどを協議していくことになりました。アンケート結果は、公民館のほか、公民館運営審議会などでも利用されることが報告されました。

会議でのZOOM利用も試す

 利用者の会では、かねてからコロナ禍での会議を行うためにZOOMを活用したリモート会議に取り組むことが出されていて、この日もZOOMを導入して複数の部屋に分かれての会議を試しました。公民館でも本格的運用が初めてだったこともあり、カメラの設定や音声の調整などに戸惑う場面もありましたが、会議やセミナーに活用できる見通しがついたようです。