【投稿】“遠い・危ない”笠懸西小学校の校区を見直してほしい 2021.5.4

赤線内が笠懸西小学校の校区。青色部分は希望により笠懸小学校に通える「特例区域」。(拡大する ※みどり市HP掲載の地図を一部加工しました。

 みどり市の新設小学校「笠懸西小学校」について、市が決定した学校区は8区の一部と9区、10区とされていますが、9区の国道50号より南の地域については、

1. 現在の笠懸小より笠懸西小のほうが遠くなる。(9区の国道50号より南の地域で笠懸小に極めて近い地域は特例区域として希望に応じて笠懸小に通える)

2. 毎日毎日交通量の多い国道50号を渡らなければならなくなる。それなのに歩道橋の整備や歩道などまだ全く準備されていない。

3. 9区の国道50号より南の地域から笠懸小までの通学路は整備されているが、笠懸西小までの通学路は全く整備されてなく道幅もせまい。国道50号を渡る歩道橋の整備もされていない。(50号北から笠懸小への歩道橋の整備はされているのに)

 以上の点から、小学生を新設の笠懸西小へ通わせるには危険すぎます。近くて安全な笠懸小があるのに、あえて危険な通学路で今より遠い笠懸西小へは通わせたくありません。とても心配です。もし事故でも起きたらみどり市は責任をとれるのでしょうか?

 これらのことから、9区の国道50号より南の地域の児童が笠懸西小へ行くことには親として多くの保護者が反対しているのです。この地域全部を近くて安全な笠懸小の校区に戻してほしいのです。

 みどり市教育委員会にメールをしましたが、「行政区(9区)の区割りで校区を決めた」「人数調整(笠懸小と笠懸西小を同じくらいの人数に)」という決定事項なのでという回答でした。また距離が理由での転校は認めないとのことです。

 「人数調整」という都合のために、9区南地区の児童が犠牲になり、毎日危険な通学路で遠い小学校へ通うことになるのです。

 行政区で校区を決めるより、児童の「安全」と「距離」を第一に考えるべきではないのでしょうか?

小学生を持つ保護者(39歳・笠懸町9区在住)