カタクリさくら開花情報2021 〜みどり市笠懸町

 

満開の桜、花びらが舞います。
3月31日(水)
 明るい日差しに包まれて鹿の川沼の桜並木は白く大きく膨らんでいるように見えます。花は真っ盛りで、満開から散りはじめに向かっています。桜のトンネルでは、散り始めた花びらが薄いピンクの道を作り始めています。今日も多くの見物客でにぎわっていました。サッカー場の桜も満開から散り始めの段階で、木からあふれんばかりの花の勢いを感じます。訪れる人はほとんどない広場は今静かな華やかさに満たされています。

多くの人が訪れていました。(鹿の川沼) 桜並木が大きく膨らんで見えます。(鹿の川沼)
こちらも満開から少し散り始めです。(サッカー場) 静かに満開の桜を楽しめます。(サッカー場)

 

桜が華やかさを増しています。
3月28日(日)
 せっかくの日曜日ですが、空はどんよりと曇って絶好のお花見日和とはいきませんでしたが、前日の好天のお陰で花は満開にあと一歩。一気に華やかさを増してきました。鹿の川沼周辺の駐車場はどこもあまり空きスペースがないほどの人出で、桜のトンネルや水辺の道では子どもたちの元気な声が響いていました。
サッカー場も開花が一段と進んだ桜に囲まれて、今日は少年サッカーの試合が行われていました。ふだんは静かなサッカー場ですが、子どもたちの声と応援する父母の声、そして笛の音が響きます。花は見ごろで、満開の桜並木の出現はもうすぐです。

静かな水面に桜が映っていました。(鹿の川沼) 桜の枝が沼まで張り出しています。(鹿の川沼)
子どもたちの元気な声が響いていました。(サッカー場) 50号わきの桜も満開まであと一歩。(サッカー場)

 

北風強し、でも桜は見ごろになりましたよ。
3月26日(金)
 陽ざしは明るいものの強い風が吹き付け、午後4時ごろになるとちょっと肌寒も感じるほどでした。鹿の川沼の桜は8〜9分咲きと言えるほどの木も多くなり、見ごろを迎えています。土手の南斜面の菜の花の黄色と緑が桜の花の白を引き立てています。人出はそう多くはありませんでしたが、それでも家族連れなど、桜のトンネルを散策する人の姿は途切れることなく続いていました。
 サッカー場の桜は遠目にはまだ2分咲きくらいかと思われるほどでしたが、近くに寄ると思いのほか咲いていて、5〜6分咲きかといえるほどたくさんの花をつけています。満開の花を独り占めの日はもう間もなくです。“桜の下で宴会”より“桜の下で読書”が似合う場所です。
 阿左美沼の桜は満開までもう少しといったところです。 北風が強い中、桜を見ながら散策をする姿が多く見られました。

桜のトンネルです。(鹿の川沼) “桜の下で読書”はいかが。(サッカー場)
浅海橋の赤が桜を引き立てます。(阿左美沼) 強い北風にも負けずに咲いています。(阿左美沼)

 

荒神山のカタクリも今が見ごろ。桜の開花が進んでいます。
3月22日(月)
 阿左美沼の桜は咲き始めというところで、今週末が見ごろになりそうです。荒神山のカタクリは今週いっぱいが見ごろといったところでしょうか。荒神山は特に手が入れられていないため、足元の花を踏まないよう注意が必 要です。
 鹿の川沼は東駐車場付近の桜が7〜8分咲きと開花が一段と進んでいます。本命の桜並木は、部分的にしっかりと花をつけた枝も見られますが、見ごろはもうちょっと先といった状態です。
 琴平山の南面は日当たりもよく、条件としては申し分のない環境と思われますが、花の数は少なく、まだまだといった状況です。お花見の穴場的存在のサッカー場の桜は一部にまとまった花が見られるものの、まだこれからの状態です。見ごろなのはサッカー場と総合グラウンドの間に位置する駐車場の桜で、一足先に見ごろを迎えています。早朝の散歩がてらぜひ訪れてみてください。

桜はまだ咲き始めといったところ。(阿左美沼) カタクリが見ごろです。(荒神山)
しっかりと咲いている枝もあります。(鹿の川沼) 桜のトンネルまでもう少し。(鹿の川沼)
日当たりがよいけど花数はまだ少しです。(琴平山) 一足先に見ごろを迎えています。(サッカー場)

 

カタクリが満開に。桜は1分咲き、中には4分咲きの木も。
3月20日(土)
 開花から10日が経ち、カタクリが満開となりました。しかし、残念ながら一帯を薄紫色に染めるほどのかつての群生地の状況ほどには至っていないうえに、今日は終日曇天で花に元気がありません。花先を少しすぼめていて、優雅に反り返り咲き誇る姿は見られませんでした。それでも、今日は春分の日とあってたくさんの人が訪れてカタクリの姿を楽しんでいました。明日は雨模様となりそうですが、カタクリはいよいよ終盤に差し掛かっています。
サクラは開花してまだ日も浅く、鹿の川沼周辺の桜は1分咲きにも至っておりませんが、岩宿博物館第2駐車場(鹿の川沼東側)の桜は4分咲きほどに開花が進んでいます。群馬県のコロナウィルス警戒度が「2」に下がったことから「カタクリさくらまつり」は27日から感染予防対策をしつつ規模を縮小して開催さる見通しですが、木により遅い早いの多少のばらつきはあっても、そのころには概ね満開となりそうで、祭りは賑わいを見せそうです。

この日は曇天のため花は下を向いています。(稲荷山) 博物館第2駐車場には4分咲きの木もあります。(鹿の川沼)

 

「咲いてきたねえ」 鹿の川沼でも桜が開花。
3月19日(金)
 暖かくやわらかな日差しに、鹿の川沼も春の華やかさが増してきています。椿が花をつけ、堤防の南斜面では菜の花が彩りを添えています。田んぼでは、明日に卒園式を控えた年長組の子どもたちがあぜ道でノノヒロを採ったり、小川をのぞきこんでいました。開花した桜の花は西側の堤防と東側の並木入り口付近でやっと見つかるくらいですが、「おお、咲いてきたねえ」と散歩の人たちが喜びの声を交わしています。つぼみも大きく膨らんでおり、一斉に咲くのももうすぐのようです。
 阿左美沼でも気の早いつぼみが開き始めました。ここ数日で一気に開花しそうな雰囲気です。

やっと見つかるくらいですが咲いてきました。(鹿の川沼) 一斉に咲くのももうすぐです。(鹿の川沼)
こちらでも咲きだしました。(阿左美沼) 一気に開花しそうです。(阿左美沼)

 

桜が開花しました。
3月18日(木)
 この時季としては気温の高い日が続き、列島では西の方から桜開花の便りが続々と届きますが、みどり市笠懸町でもついに開花しました。今日も5月並みの陽気となり、岩宿博物館の第1駐車場脇にある桜が4〜5輪ほど開花しました。まだ花数は少ないですが、開花宣言を発してもよさそうな状況となりました。木々の先端では蕾が色づき、軸が伸びて開花直前を思わせる蕾も複数見られることから、明日以降、速度を上げながら開花していくものと思われます。 開花は昨年とほぼ同時期で、一昨年より9日早い開花となりました。まだしばらくは暖かな日が続くとの予報もあり、この分では3月中には満開となりそうです。

4〜5輪が開花しました。(岩宿博物館) 昨年とほぼ同時期です。(岩宿博物館)

 

カタクリの開花が進みました。
3月15日(月)
 開花から5日経って、カタクリの花数は格段に増えました。それに歩調を合わせるように人出も増えてきました。来訪者は、「ずいぶん咲いているね」「ここはいっぱい咲いている」などと感嘆の声を上げながらゆっくりと散策し、カタクリを楽しんでいました。 しかし、一帯はアズマイチゲがかなり優勢で、地元だという女性は、「今年は花が少ない」と話していて、アズマイチゲに浸食された群生地を心配していました。今日は4月並みの気温になり、この後も暖かな気温はしばらく続くとの予報もあるなかで、週末には連休を迎えます。人出もピークになると思われますが、この暖かさでカタクリがいつまで咲き誇れるか。例年は開花から1週間〜10日が最盛期となっているようです。今年は株数が少なめで、カタクリさくらまつりも中止の模様です。規模は小さくなっても多くの人に来場いただき、カタクリの可憐な姿を楽しんでもらいたいもです。
阿左美の荒神山でもカタクリがようやく咲き始めました。
荒神山の広い斜面にポツポツと散見される程度ですが、週末には多くのカタクリが見られそ うです。阿左美沼の桜のつぼみは固く閉じたままですが、気の早い蕾の先端がほんのりと色づき始めました。

花数がだいぶ増えました。(稲荷山) カタクリとアズマイチゲ。(稲荷山)
アズマイチゲが優勢な場所も。(稲荷山) 来訪者も増えてきました。(稲荷山)
こちらでもカタクリが咲きだしました。(荒神山) ほんのりピンクになった桜のつぼみも。(阿左美沼)

 

カワズザクラが見ごろです。
3月12日(金)
 阿左美沼の西の小沼周辺ではカワズザクラ(河津桜)が見ごろを迎えています。ソメイヨシノの開花にはまだ時間がかかりそうです。

カワズザクラが見ごろです。(阿左美沼) 近頃はあちこちでカワズザクラが見られます。(阿左美沼)

 

今年もカタクリが開花しました。
3月10日(水)
 発達中の低気圧が北海道付近にあって列島は冬型の気圧配置となっていましたが、寒気の張り出しは特になく、暖かな日和となりました。まだ早いだろうと思いつつ、陽気に誘われて稲荷山のカタクリ群生地に行ってみました。 なんと!すでに10株ほどのカタクリが開花していました。まだ芽数、花数は少ないものの、すでに赤紫の花びらを下向きに大きく広げた、たおやかな姿を見つけることができました。
 「春の妖精」(スプリング・エフェメラル)と呼ばれるだけあって、その姿は可憐です。 手元の記録によれば、開花は昨年とほぼ同時期で、一昨年より10日ほど早い開花となりました。一帯に咲き乱れるアズマイチゲの影響があるのか、周辺の蕾の数はだいぶ少なく感じられましたが、20日ころには満開となり、稲荷山の北斜面一帯はカタクリの花で薄紫色に染まるものと思われます。
 鹿の川の桜は、カタクリから10日ほど遅れて開花を迎えるのが常のようなので、20日ころに開花し、3月末に満開となりそうです。 なお、みどり市の「カタクリさくらまつり」は、群馬県の新型コロナウィルス警戒度が先日4から3に下がりましたが、3のままであれば祭りは中止、2に下がった場合に感染予防対策をしつつ縮小して3月27日(土)から4月4日(日)までの間で開催すると市では話しています。また桜のライトアップについては、祭りとリンクせず開花状況に合わせて点灯すると話しています。 いよいよ花のシーズンの到来です。

10株ほどのカタクリが咲きました。(稲荷山) 「春の妖精」とよばれる可憐な姿です。(稲荷山)