公民館でもインターネットが利用可能に 〜Wi-Fi機器を設置 2021.2.23

館内に設置されたアクセスポイント。

 笠懸町公民館では、無線を使ってインターネットに接続することができるWi-Fiの工事が進められていて、利用開始に向けて準備が進められています。

 Wi-Fiの設置については、昨年10月、笠懸公民館利用者の会から教育長あてに「教育施設としての公民館にはぜひとも必要なインフラで、リモートによる研修や会議などに利用できる」などの要望が出されていました。12月議会の補正予算で事業費が認められ、新しくインターネット回線を引くとともにアクセスポイント(AP)機器設置などの工事が進められています。APは1階と2階にそれぞれ3か所づつ設置され、館内のほとんどの場所でパソコンやスマートフォンからインターネットに接続できるようになります。また、遠くの講師とをつないだリモート研修などにも対応できるようにと、交流ホールと視聴覚室では有線でインターネットに接続できるようにしているということです。

 中山正之館長は、「利用者の会とも相談をして使い方のルール作りをしたい」と話し、また、「コロナ禍で公民館の利用が減る中でインターネットを利用した会議や新たなコミュニケーションの形態が生まれるほか、インターネットに関係する学習が進むかも知れない」と、Wi-Fi設置に大きな期待を寄せていました。3月にはWi-Fiを活用した関係団体のリモート会議を開催できるようにし、4月からは来館者が誰でも簡単な操作でインターネットにつなげられるようにしたいということです。