第5回桐生・みどり未来創生会議、初のリモート開催 2021.2.2

 

 1月27日(水)午後5時30分より、第5回桐生・みどり未来創生会議が開催されました。この日は、新型コロナウィルス感染拡大防止対策として実施方法を変更し、初のリモートでの会議となりました。

 会議でははじめに、第4回の概要として、学校間連携で黒保根・東の英語教育を行っていくこと、森林資源の相互活用、公共交通について乗り入れポイントの拡充、防災・防犯については令和3年3月より協定書の締結を行っていくこと、などの説明がありました。

 その後、今回のテーマである「スポーツに関する連携」について、現在、夏休み期間中にそれぞれの市で開催している「小学生ナイター陸上競技教室」を、今後は両市の夏祭りなどのスケジュールに配慮しながら合同で開催し、会場は桐生市陸上競技場を使用するとの説明がありました。委員からは、「スポーツだけでなく、今後は文化、芸術分野においても連携を図ってほしい」との意見や、「送迎をする保護者のためにも開催曜日は一定にした方がいいのではないか」との意見がありました。また、ボッチャ普及事業の共同実施について、両市民体育館などを会場に体験会や出前講座を実施していくこと、両市民を対象とした交流大会の開催についても説明がありました。

 優先的に取り組む連携テーマのこの日のもう一つの議題は、「公共施設の相互利用」についてでした。両市の公共施設の一覧表をもとに、利用条件に差がある施設や入館料の差がある施設、団体調整についてなどの説明の後、委員からは、「建築年度がだいぶ経過している施設も多く、統廃合を見据えた相互利用を」との意見や、「ネット予約など利便性も考えてほしい」との意見、また、地方卸売市場の今後について両市長に考えを問う場面もありました。

 次回第6回会議が現在の委員による最後の会議となりますが、最終回は3月、これまでのテーマのまとめと委員からの包括的な意見を聞く予定となっています。