何重ものコロナ対策で実施 〜みどり市成人式 2021.1.19

二十歳の誓いを述べる大川さん。

 新型コロナウイルス感染症の影響で成人式の中止が相次ぐなか、みどり市では何重もの感染対策をして成人式が1月10日(日)に笠懸野文化ホール〔PAL〕で行われました。

 参加者の密集を避けるため午前中の第1部は大間々・東地区、午後の第2部は笠懸地域として、2部構成で行われました。また、参加者には新型コロナウイルス接触確認アプリCOCOAを予めインストールしてもらい、入り口で接触が無いことを証明したのちに検温、健康状態申告書を提出と、お祝いの席には相応しくないほどの厳重なチェックを経て式場に入ることができました。

 第2部の笠懸地域の成人式では、横手耕太郎さんが開式の言葉を述べたあと、声を発しない“国家静聴”を経て須藤昭男市長が式辞を述べました。記念品贈呈、来賓主催者紹介のあと、大川楓佳さんが、「東京で学んだことを持ち帰り、故郷の発展の力になりたい」と二十歳の誓いを力強く述べました。

 式典は20分ほどで終了しました。例年はホールの後席で見守る保護者は今年は隣の公民館のロビーでモニター越しに参加という、少し寂しい式典となりました。それでも娘さんの送迎に来た保護者は晴れ着姿をみつめ、「成人式ができただけでもよかった」と話していました。

接触確認アプリ、検温など何重ものチェック後に会場へ。 式も短時間、席も間隔をあけて着席。