装備


 標準ではライトすらないこの自転車ですので、ライトやら何やらと色々と追加装備をしています。


ヘッドライト


 タルタルーガにはベルやキックスタンドは標準で付いているのですが、ライトはついていません。そこで、ハンドルにLEDライトを取り付けました。
 『HL-EL100』というLEDライトですが、警告灯ではなく前照灯です。LEDが3つ入っています。(後継は『HL-EL200』です)
 明るさはかなり明るいです。ただ、明るいといっても道を照らすにはちょっと不足してますね。ある程度明るい市街地などでは、点けても消してもそれほど差が感じられません。(警告灯としては役に立ちますので、夜間は常時点灯させておきますけどね)
 それでも、電柱等の少ない場所に行くと前方確認できるぐらいには照らしてくれます。
 買った直後にLEDが5つに増えたバージョンが出ることを知って、ちょっと失敗したかなと思ったりした製品でもあります。


サイクロコンピュータ


 走行距離や速度が出せるって品です。
 タルタルーガは車輪からハンドルまでの距離が離れてるため、無線式だと受信できるかわからなかったので有線式を使っています。
 もちろん、有線式でもケーブル長が足りないので、買いに行った店で一番安い物を購入し、ケーブルを途中でぶった切って銅線で延長するという荒業を・・・。
 ・・・一応無事に動いてますよ。
 車輪のインチと回転数から計測するので、あまり正確ではありません。でも、休憩タイミングを計ったり、ペースを維持するにはとても役に立っています。
 


ミラー


 200円という安さで思わず買ってしまった品です。
 後方から近づいてくる車を確認するために買ったのですが、凸面鏡であるため、距離が把握しにくい・・・。
 ちょっと失敗だったかも。ま、いいか、200円だし。


泥除け


 タルタルーガ純正の泥除けで、車体と一緒に購入。前輪用は車体にネジ止め、後輪用はシ−トポストに取り付けます。
 効果は絶大、走行後に泥除けの裏を見ると、見事に泥がついてるのがわかりますよ。もし泥除けが無かったらと思うと・・・。これは標準で付けても良いのではないかと思いますよ。
 今はシートポストキャリアが泥除けをかねているので、純正の泥除けは前輪のみ付けています。
 


ペダル


 EZYペダルという簡単に脱着のできるペダルです。
 輪行袋に入れて持ち歩くときに、ペダルが腰や背中にあたって痛いので交換。
 長時間駐輪する場合にも外しておけば、盗難防止効果もある程度はあるのではないかと期待してたり・・・。



 ワイヤーロックを2種類持ち歩いています。
 ひとつは、細身のワイヤーを使った簡易な鍵です。短時間の駐輪なら、これを使用しますが、長時間停める場合は、別の鍵を使用します。
 ハードロックスリムというワイヤーロック、確かにハードです、太いです、重いです。どこがスリムなんだろう?
 これで車輪と車体を固定すれば、かなりの効果が期待できそうですが、いかんせん取り回しがしにくい。鍵をかけるのが大変。もうちょっとなんとかならないものかなぁ。
 この鍵には鍵をシートポストに固定するための台座が付いているのですが、タルタルーガのシートポストはかなり太いため、台座をシートポストに取り付けることができない。ですので、前後フレームのつなぎ目、ロックする金具の前に台座を取り付けています。


セーフティーライト


 赤く光るLEDライト。背後への警告灯として使用。
 背もたれに荷物をくくりつけると背もたれの反射板が隠れてしまうので、夜間走行の必需品。
 ベルトクリップが付いていたので、それを使ってバッグに付けて使っています。バッグを持ち歩いていない時は、シートに取り付けます。


キャリア


 タルタルーガ最大の不満点である荷物が運びにくいということを解消するための夢のアイテム。
 純正でフロントバッグが販売されましたが、これ、今ひとつ買う気にならないんですよ。フロントバッグじゃ、フロントバッグ以外のカバンを持ち歩けないですから。
 タルタルーガのMTBよりも太いシートポストのために、普通に出回っているシートポストキャリアのほとんどは、残念ながら取り付けることができません。しかし、タルタルーガの掲示板で実際に使っている方からの情報提供があり、『SPR-1000』というシートポストキャリアが装着可能ということが判明。
 実は、前にこのキャリアを探したことがあり、行動圏内の自転車屋では取り扱っていないことも知っていたので、早速通販で注文。注文からおよそ3日半で入手。・・・早いなぁ。
 純正の泥除けを外して、シートポストに装着。うわ、ホントに取り付けられたよ。
 荷物固定用のロープを引っ掛ける突起が無いため、荷物の固定をどうしようかと考えてましたが、ふと立ち寄ったディスカウントショップで前カゴ用の荷物転落防止ロープが、両側にフックが付いていて長さも短めで良い感じ。実際に購入して試してみたら、ピッタリとはいかないものの、カバン等の荷物は無事に固定できました。これでちょっとした買い物にも使えるようになりました。キャリアもクイックで固定するタイプですから輪行の時もジャマにはならないだろうし、泥除けの代わりにもなるんで、キャリアを常時付けておくことにしました。


輪行袋


 純正の輪行袋は、購入店で品切れで、入荷も3ヶ月以上かかるといった状況だったため、BD-1用の3Wayバッグを購入。
 デイバッグにもなるので便利なんだけど、重いのが難点。
 輪行袋として使用する場合も、背もたれはシートから外さないと袋に入りません。
 車に積む時や、ちょっとでも電車を使うかもと思ったときには、迷わずこれを持っていきます。

 他にもうひとつ輪行袋を持っていますが、それはオーストリッチ製の大きな輪行バッグ。厚いウレタンが入った飛行機での輪行にも対応したものです。
 これはロードレーサーやMTBの輪行に使うものなので、折りたたんだタルタルーガでは余裕ありすぎなサイズです。使わない時は三つ折にしておくことができるので、収納には困らないのが利点ですね。


ボトルホルダー


 ポストにベルトで固定できるタイプのボトルホルダーを購入。それをハンドルポストに取り付けています。
 かなり下の位置につけているので、 走行中に扱うのは難しいです。というか、そんなことしたら危ないです。


サドルカバー


 長時間座ってるとお尻が痛くなるのがタルタルーガの欠点のひとつ。体重のかなりの部分がお尻にかかるにしては、ちょっと座面が狭いんですよ。
 そこでゲル入りのサドルカバーの出番です。ゲル入りのカバーがあることは知っていたのですが、タルタルーガのサドルに合うものはないと思っていました。ところが、第一回のオーナーズミーティングの際に、実際にカバーをしているオーナーがいるじゃないですか。その方に一番大きなサイズならつけられることを聞いて、早速購入しました。

 付けるとプニプニな感じになります。ちょっと力入れると前方向にすべる感じがあるんでサドルの角度を少し前が上がるような感じに調整しました。
 効果は抜群。相当長い時間乗ってない限りお尻が痛くなるようなことはなくなりました。


フロントバッグ


 ハンドルポストに固定するバッグです。
 第二回オーナーズミーティングを兼ねたバイクデザイナーズ・ミーティング vol.1で、夜に行われたパーティーの席でのプレゼント企画の際にStudio Studyさんからいただいたものです。
 もともとは、Studio Studyさんが開発している小径の折りたたみ自転車『KOMA』のオプションとして作成されたものなのですが、タルタルーガにぴったり。重いものを入れるようにできているわけではないのですが、左右のベルトを緩めると、結構大きなもの(雑誌ぐらい)まで入ってしまいます。
 バッグを付けたまま折りたたんでも問題ないし、純正のフロントバッグつけていないなら、かなりお勧めな品です。


ベアリング入りアイドラ


 タルタルーガはペダリング時にジャージャーと音がします。かなり大きな音なので、サイクリングロードなんかでは、道をふさぐように横一列になって走ったり歩いたりしている人達の後で、ギヤを落としてペダリングして、ジャージャー音で威嚇できるぐらい。ま、それは半分冗談にしても、夜中の住宅街を走ると近所迷惑かなぁ〜ってぐらいの音ではあるかな。
 そんなわけで、ちょっと静かにしたいなということでペダリング音対策にプーリーを交換しました。

 タルタルーガのジャージャー音の発生源は、ほとんどが上部プーリーから出ています。あと、チェーンプロテクションチューブと下部プーリーからも音は出ていますが、上部プーリーから出ている音に比べればかわいいものです。
 なぜ、この上部プーリーからの音が多いのかというと、上部プーリーとチェーンの摩擦係数が低いためか、チェーンが動いてもプーリーがうまく回転せずに、プーリーの表面をチェーンが擦っているためです。ということはプーリーがきちんと回転するようになれば音は小さくなるわけです。(現行モデルのタルタルーガでは、この対策は行われているようです。)

 ということで、折りたたみ自転車やリカンベントで有名なLOROってお店で扱っているベアリング入りアイドラ入手して交換しました。
 元々付いていたプーリーに比べてはるかに大きなアイドラで、溝を見てみると、上下とも歯は無く、ゴムのような素材が付いていました。
 上部プーリーを外して、アイドラの位置をあわせてみると、かなり径が大きいので、このままだとチェーンプロテクションチューブと接触してしまいます。そこで、まずはチェーンプロテクションチューブの端を2cmほど切断しました。
 チューブの切断が終わったら、ボルトに厚いワッシャを入れて上部アイドラを取り付けます。ナットは元々プーリーの取り付けに使用していたものを使います。次に下部プーリー、こちらは固定用のボルトも長いボルトに交換します。ボルトを交換したら、ワッシャとアイドラを取り付けて、やはり元から使っているナットで締めます。あとプーリ-が大きくなったので、チェーンを2コマほど長くしました。
 取り付け後に走ってみると、確かに静かです。チェーンプロテクションチューブと擦れる音以外は、チェーンからの音はありません。乗り心地にもほとんど変化は無いので、良い結果のようです。


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