ビード BD-5B(プロペラ機)/BD-5J(ジェット機)マイクロ   1/150

作 渡辺 守


渡辺(守)会員のこんど作品は世界一小さなジェット機だそうです。では世界一小さなジェット機の世界一?小さなモデルを例によって虫眼鏡で楽しみましょう。

ビード BD-5B/BD-5Jマイクロとはどんな機体ですか?
アメリカ人、ジム・ビードが1970年代に作成したホームビルト機で、最初はプロペラ機、後にはジェット機をキット販売しました。
プロペラ機 全長:4.05m 全幅 4.37m
ジェット機の方は、映画「007」や、「SONY」のコマーシャルでも使われましたので、覚えている人もいると思います。ジェット機としては、世界最小だと思います。
また、ホームビルト機なので、エア・インテーク等はいろいろなバリエーションがあります。

作ろうと思った動機や、特にこだわって作ったところをお聞かせください。
前回、世界最小のプロペラ機(SKYBABY)を作ったので、今度は世界最小のジェット機をと思い、作りました。
前輪式なので、後部は軽くするためぎりぎりまで胴体内部を削ってあります。
前部は鉛粒をいれて、バランスをとっています。

良く出来たところ、逆に出来栄えに不満なところはありますか?
プロペラ機は1機しかつくりませんでした。塗装はネットで見た機体と同じですが、ちょっと地味になりました。
ベアメタルの機体は実際はプロペラ機だったのですが、ジェット機のほうが雰囲気がでるので、機体番号を1つ繰り上げてあります。
「PLAYBOY」機は、「バニーガール」を作りたかったので、このような、塗装にしてみました。全くのオリジナルです。風防を開状態にしたため、お尻が重くなって、バランスがギリギリです。フィギィアは前回より色っぽくできて、気に入ってます。

4、5機目は民間アクロバットチーム「Acrojets」の機体です。台座を工夫して、いろいろなポーズがとれるようになっています

6機目はこれまたnetで見つけたマーキングでちょと古い「PEPSI」マークです。はでな塗装で気に入っています。白文字は「PLAYBOY」と同様、文字が残るように周りを塗りつぶしています。

その他、感想やエピソードなどがありましたらお聞かせください。
今回は6機同時につくり、塗装の違いをたのしみました。機体前部にコクピットがあるため、バランス用の錘をいれる場所が少なく苦労しました。主翼が薄く、脚収納部の掘り込みや脚柱の取り付けに苦労しました。


参考資料:航空情報 世界の珍機(首藤浩)2002年3月号
      ネット検索(BEDE BD-5)

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