九五式水上偵察機(練習機)   1/150

作 渡辺 守



合成写真

九五式水上偵察機(練習機)とはどんな機体ですか?
大日本帝国海軍機で、九○式2号水偵二型をそのまま発達させた、中島の二座水偵がベースです。操縦装置をダブルにして、後部座席を教官席に改造した、実用機教程の練習機とした機体です

作ろうと思った動機や、特にこだわって作ったところをお聞かせください。
九五水偵は何機か同時に作り始めましたが、派手にしたかったので、この塗装を選びました。エンジン回りは特に、気を入れてつくりました。カウリングを外せるようにしたので、排気管もそれなりにつくってあります。

良く出来たところ、逆に出来栄えに不満なところはありますか?
エンジン(寿二型)はプラグコードまで、作り込みました。胴体内部の鋼管骨組みも表現しました。(例によって、ほとんど見えませんが・・・) 機体及び羽の「コマ-24」「24」は手書です・・・「コマ」は徳島の小松島航空隊の所属を表します。塗装の後にペラを作ったので、メインフロートの赤い帯とプロペラの位置がずれてしまいました。(教訓:部品をすべて作り、塗装前に仮組立して確認しましょう)

その他、感想やエピソードなどがありましたらお聞かせください。
塗装に迷っていたとき、1枚の写真を見つけ、即決定しました。オイルクーラがあり風車式発電機はついていませんので2型のはずですが、尾部のモーリングフックは外されています。また、望遠鏡式照準器も外していますので、機銃(7.7mm)も付いていないと思われます。

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