作 岩附 正
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鳳号とはどんな機体ですか?
1912年(明治45年)3月完成 比較的安定した飛行性能を示し、日本で最初の民間有料飛行会を催しました。その後各地飛行会に参加し名声を高めました。
作ろうと思った動機や、特にこだわって作ったところをお聞かせください。
稲毛に実機もあり、民間人が製作し日本航空史に名を残したためです。
良く出来たところ、逆に出来栄えに不満なところはありますか?
エルロン、昇降舵可動、羽布張りのをリブは透過して見えるようにしたことと、鳳の字はフリーハンドで書いたが図面上とあまり変わらなかったことです。
その他、感想やエピソードなどがありましたらお聞かせください。
降着装置を別に作り完成時にセッティングしたが、あまりにも細いため半田部分が次々ととれてしまい一部改良したことです。