二宮忠八 玉虫型飛行機とは、どんな機体ですか?
二宮忠八は明治22年、カラスの群れを観察し動力飛行機を作ろうとしました。設計図はプロペラ、車輪をそなえた複葉でした。これはライト兄弟が作るものより10年もまえのことです。
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作ろうと思った動機や、特にこだわって作ったところをお聞かせください。
日本の大空開拓史にはなくてはならないものです。なるべく現存図面にあわせて製作したが、一部は誇張して製作しました。
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良く出来たところ、逆に出来栄えに不満なところはありますか?
翼は木型で製作し塩ビ板で熱加工。プロペラも同じで、作りはミバエによって変わります。不満なところはプロペラを回転できなかったことです。
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その他、感想やエピソードなどがありましたらお聞かせください。
材料は細いものにしたかったが製作中すべてが変形してしまうためオーバースケール気味の黄銅線を使いました。
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○モデルデータ
機体名:二宮忠八 玉虫型飛行機
縮尺:1/50
材料:塩ビ板材、Bs材、紙
製作期間:2016.8〜2016.9