ボーイング 390/391/396とは、どんな機体ですか?
米国ヴォート社がFX5Uの実証実験機であるV-173の飛行に成功(1942年)した。と聞いたボ-イング社が1943年に提案したのがこの機体で、実証実験機 396は作りましたが、XF5Uとしてはヴォート社に敗れた為、Boeig
390/391は作られることはありませんでした。 ちなみに、390が海軍向けで、391が海兵隊仕様とのことですが、ちがいは、よくわかりません。(絵では、インテーク回りが違っています) エンジンはライトR-3350(B-29に使われています)を予定していたようで、二重反転にしています。
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作ろうと思った動機や、特にこだわって作ったところをお聞かせください。
ネットで見て作りたいと思っていたのですが、資料が少なく、諦めていたところ、樋口会員から資料を頂き、製作することができました。今回は脚回りと、エンジンに凝ってみました。また、396は390/391の完成後、急に思い立ち、作り始めました。
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良く出来たところ、逆に出来栄えに不満なところはありますか?
390/391:タイヤのリムと脚注の半田付けに時間がかかってます。エンジンは見られるようカバーがはずれます。今回マーキングがうまく出来ませんでした。(30℃を超え室内ではシンナーの蒸発が早く、塗料がうまく載りません)396:エンジンはライカミングO-290でこれも組んでしまうと全くみえなくなり、しかたなく別途作って展示用としました。
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その他、感想やエピソードなどがありましたらお聞かせください。
391は着艦時を再現しようと思い、手間暇かけて飛行甲板をつくりましたが、後から甲板は薄いブルーに塗ってあるとの資料が見つかりましたが、本当でしょうか? また、着艦索のピッチと高さは資料が見つからなかったので、写真をみてのあてずっぽうです。 この機体は、STOL機なので、かなり大きな迎角をつけてみました(ベースとなったARUPは失速角43度とのことです) 390/391の エンジンはカバーを外せば見えるのですが、せっかくなので余計に一台作り並べてみました。
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参考資料:ネット画像検索 「boeing 390」、 樋口会員からの仏語資料
○モデルデータ
機体名:ボーイング390/391/396
縮尺:1/150
材料:ポリエステル樹脂による成型
(390/391)制作開始:2014年1月10日 完成:2015年6月10日(390)、6月11日(391)
(396)制作開始:2015年6月29日 完成2015年8月31日