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作 渡辺 守
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渡辺(守)会員のS6B。 1/170の小さな作品ですが、正確なプロポーションと繊細な加工にはため息が出てしまいます。
では、作者ご本人の解説でどうぞ！
1913年〜1931年に行われた有名な水上機のスピードレースである「シュナイダー・トロフィー・レース」で最後の年1931年に優勝した機体です。
と言っても、この年はこの機体１機しか出場しなかったので、ただ完走しただけという話もありますが、優勝決定後に行われた速度挑戦記録で平均速度609.3kmという記録を立てました。（そのときは機体の番号は無し）
ミッチェル技師の設計なので、後の「スピットファイアー」を彷彿させるシルエットがステキ！
7年前に手がけた機体ですが、やっと出来上がりました。
マーク（S 1595）は曲線部が多く、なかなか決まらずボテボテになってしまいました。張戦はφ.1mmのSUS線です。これはうまくいきました。
このシリーズ（シュナイダー・トロフィー・レース）は継続したいと思っています。優勝は逃したもののかっこいい機体が目白押し！（資料が少ないのが残念です）
次は、1931年のレースに涙を呑んで、欠場した「マッキ72」を予定してます。
