超漢字、ここを何とかして欲しい!

  結果には概ね満足しているものの、やはり使っているうちに不満部分も出てきます。ということで、改善して欲しいと思うことを列記しましょう。不満点は、適宜追加して行きたいと思います。改善要望が多くなれば実現の可能性も大きくなるので、それを願いつつ・・・。パーソナルメディアさん、宜しくお願い致します。なお、青字項目は超漢字V登場により実質的に不満解消された項目です。(2007.4.27大幅修正)

<項目>

  (1)実身名・仮身名の文字数制限の緩和
  (2)仮身名について
  (3)サウンド機能を使いたい
  (4)デスクトップに仮身を置きたい
  (5)基本文書編集のスクロールの遅さを改善して欲しい
  (6)基本文書編集の表示機能に「拡大」と「縮小」を加えてほしい
  (7)CD-R,DVD-ROMのサポートを出来れば・・・
  (8)Mozilla for 超漢字 について
  (9)基本ブラウザとMozillaでくず実身が簡単に出来てしまうことについて
  (10)PDFファイルを見たい・・・


<内容>

(1)実身名・仮身名の文字数制限の緩和

 ファイル名の文字数が24文字までというのはやはり使いにくい。256文字とまでは言いませんが、100文字程度は必要では? "Those Fabulous Philadelphians"とか英文では24文字なんてあっと言う間に使い切ってしまいますし。あと、「ファイル変換」で DOS(Windows) へのファイル変換を行うとき、付けられるファイル名が 昔のDOS の 8.3 文字の制約をもろに引きずっているのは閉口しました。
  まあ、ファイル名の字数を変更することは現在のファイルシステムの根本的な変更になってしまうでしょうから、互換性の問題を考えると簡単に実行出来ないこともわかりますが・・・それでもなんとかして欲しい。でも、DOS,Windowsみたいな後先を考えない接ぎ木のような拡張はご勘弁を。まあ、「超漢字5」に期待しましょうか。


(2)仮身名について

  仮身名は実身名と同じ名前ですが、実身名と異なる仮身名の仮身を複数作ることが出来ると応用が広がると思いますが。実身名が "Legendary Intepretations" で仮身名が "Look Here!"とか。


(3)サウンド機能を使いたい

  Windows に特化されブラックボックス化されている現状では難しいでしょうが・・・。同様に、Real Player などの映像・音声のインターネット・コンテンツも見られるようになるとありがたいですね。海外の博物館・図書館・通信社等はディジタル・アーカイヴ化した貴重なドキュメントを積極的に公開していますからね。 ※超漢字VによりWindowsとの連携が強化されたので、まあ無くてもいいかなあと最近思ってます。(2007.4.27)


(4)デスクトップに仮身を置きたい

  現状はまるでWindows3.1のプログラムマネジャーと同じ Look & Feel であり、せっかくの壁紙も隠れてしまいます。又、ウィンドウマネジャー(タスク・表示切り替え)をもっと簡単に行えると良いのですが。ここは、Windows95のウィンドウマネジャーのマネをしても良いと思いますが・・・。


(5)基本文書編集のスクロールの遅さを改善して欲しい。

  と思ったのですが、超漢字4では改善されていますね。いいことです。しかし、graphic accelarator も Windows に特化されブラックボックスになっているので改善は難しいと思いますが・・・。※う〜ん、今となってはこんなことを不満に思っていたことすら忘れてしまいました。(2007.4.27)


(6)基本文書編集の表示機能に「拡大」と「縮小」を加えてほしい。

  縮小表示で広い範囲を見たいし、拡大したいときもありますから。


(7)CD-R,DVD-ROMのサポートを出来れば・・・

  CD-ROM が使えるようになっただけでも御の字ですが、人間欲が深いので。バックアップメディアとしてCD-ROM は安価で手軽な手段ですし。※超漢字VによりWindowsとの連携が強化され、仮想ディスクという形で保存できるようになりました。こういう形で解決されるとはね。(2007.4.27)



(8)Mozilla for 超漢字 について
  ※まあ、これも超漢字VによりWindowsとの連携が強化されたので、WindowsのFirefoxで見れば良いと割り切ってます。(2007.4.27)



(9)基本ブラウザとMozillaでくず実身が簡単に出来てしまうことについて

  基本ブラウザで閲覧しているページの内容を保存する場合ですが、

  1.メニューの「保存」-「新しい実身へ」を選択して
  2.「保存パネル」ウィンドウを出して「保存」ボタンをクリックする

この時点で、その実身は

  3.「開いた基本ブラウザ用紙が置かれたディスクの区画」に保存され
  4.「保存パネル」ウィンドウに保存した内容の仮身が現れます。

「保存パネル」ウィンドウに現れた仮身を、

  5.「『開いた基本ブラウザ用紙のある区画』とは異なる区画に実身がある仮身」
      を開いてそのウィンドウに貼りつけると、
  6.実身のある区画には自分の仮身が無く、別の区画にのみ仮身が存在する

ことになります。(ややこしい説明になってしまいましたが、要は実身を参照する仮身が同一区画に無い所謂「くず実身」が出来てしまいます)こんな状態で、実身のある区画に対して「ディスク修復」をすると、その実身は「くず実身」として処理されてしまいます。私は、一つのハードディスクに2つの区画を設けて、システム登録区画とデータ保存区画を分けていますので、よくこういうことがあり、最初は訳が分かりませんでした。(ちなみに、「新規ブックマーク」によりURL仮身を作成する場合はこういうことは無く、原紙箱から原紙を取り出してウィンドウに置くのと同じ結果-すなわち置いたウィンドウ・区画に仮身=実身が作られます-となります)

  一方、Mozilla については、メニューバーの[ファイル]-[名前を付けて保存]にて保存した場合、Mozilla のシステムが登録されている超漢字のシステム登録区画に実身が保存されます。(つまり、開いた「Mozilla 原紙」の実身の場所には関係が無い)この操作でトレーに入っている仮身を、「システム登録区画以外の区画」に実身がある仮身のウィンドウに置いた場合、これまた「実身のある区画」には自分の仮身が無く、別の区画にのみ仮身が存在する「くず実身」になってしまいます。(ややこしい話で申しわけありません。書いている本人も頭がおかしくなりそうです。本質は簡単なことですが・・・)

  区画を股がって実身・仮身の操作を行う場合は注意が必要ということでしょうが、実身数の制限のため区画を分けている場合は困ります。(2003.1.5)



(10)PDFファイルを見たい・・・
    これは、adobeさんにお願いするしか無いでしょうね。でも、超漢字やBTRON関係のドキュメントがPDFで配布されているのに、超漢字で見ることが出来ないのはもの悲しい。(2003.1.5)
  ※これもWindowsで見れるのでもういいかな。(2007.4.27)


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