蝉も木から落ちる暑さの中、行ってきました、NGK「なんばグランド花月」!
世の中のお笑いブームの波に、一度は乗っかってみたいもんだ、ということで、フェリー
(もちろん2等雑魚寝)に乗って、はるばる大阪・難波へ。宮川大助・花子、コメディ
No.1、笑福亭仁鶴師匠、オール阪神・巨人などを、ナマのステージで2時間半、たっ
ぷり楽しんできました。
初めは若手、中堅どころの漫才が4組。へー、若いのに上手だなあ、さすが本場、と思い
つつ、いよいよ真打登場。ところが、大助・花子、阪神・巨人がステージにあがったとた
ん、それまで面白いと思っていた若手の漫才が、いっぺんでふっ飛んでしまった!
とにかく、笑いのエネルギー、オーラが凄い!こ、これが、上方漫才の底力なのかーっ!
ネタも面白いけど、それより感じたのは、発声のよさ!若手の声がショボく聞こえるほ
ど、声が大きくて、よく通る、そのうえ、歯切れもテンポもいい、もちろん、言いよどみも無
い。次から次と繰り出される笑いの大ネタ、小ネタに、隣の知らないお兄ちゃんと、腹
が痛くなるほど笑ってしまった。
ふと気がついた、入場料というのは「出演者の量」の料金ではなく、「出演者の質」の
料金なんだ、彼らの芸なら、前売り3,500円でも高くないと感じる、そこに、若手、
中堅をからませて、客を納得させるステージを構成する、う−ん、恐るべし吉本興業!
「練習サボって行ったけど、いろんな意味でいい勉強になったなー、よかった、よかった」
と、帰りのフェリーで、発泡酒を飲みながら、しみじみと自己満足・・・
それにしても!2000席×3,500円×2回興行+グッズ売上げその他いろいろ・・
吉本興業はん、毎日いくら稼いではんのやろ。ホンマ、大阪ゆうとこは、こわいとこで
っせ、あんさんも大阪行ったら、気ィつけなはれや。
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