バンドマン大喜利「２０１１年のニュース」

「えー、いよいよ今年も押し詰まってまいりましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。 私は司会のパツラ歌丸です、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、今年最後のバンドマン大喜利は「２０１１年のニュース報告」といきましょう。
メンバーの皆さんは、初めに「２０１１年のニュース」を報告してください。私が「それ で？」と聞きますから、次にバンドマンの状況を報告してください。さらに「それでどう したの？」と聞きますから、さらに続けて報告してください。
さあ、では張り切っていきましょう。出来た人から・・・はい、早かった、囃子家サック スさん」

「１月には、韓国の歌手グループＫＡＲＡ（カラ）が、契約金のことで事務所ともめまし た」
「それで？」
「バンドでは、ある大物歌手のリハーサルが中止になるらしいと皆で大喜びしてたら、結 局デマだとわかりました」
「それでどうしたの？」
「どちらも、ＫＡＲＡ（カラ）騒ぎでした」

「ま、最初はそんなもんか、おーい山田くん、座布団一枚あげて。次は、えーっと、スラ イド亭凡太郎さん」

「はい、２月には、大相撲の八百長問題が発覚して春場所が中止になり、出入りの業者が 大慌てしました」
「それで？」
「バンドでは、自分の楽器を質に入れて、他人の楽器を借りて演奏するヤツがいました」
「それでどうしたの？」
「これがホントの『他人のふんどしで相撲をとる』」

「はい、じゃ次から、出来た人からドンドンいっちゃって」

「３月には、東北地方太平洋沖地震が起きて、改めて自然災害の怖さを知りました」
「それで？」
「バンドでは、再婚したバンドマンの前の奥さんが突然バンド部屋に殴りこんで来て、大 騒ぎになりました」
「それでどうしたの？」
「先妻（天災）は忘れたころにやって来る」

「４月には、延期されていた、上野動物園の２頭のパンダの一般公開が始まりました」
「それで？」
「バンドでは、リリーという可愛いチャンナオン（女の子）の新人歌手が入ってきて、バ ンドメンバーが大いに盛り上がりました」
「それでどうしたの？」
「どちらも、リリー、新人（リーリー、シンシン）」

「５月には、警備会社で６億円が強奪されるという事件が起きました」
「それで？」
「バンドでは、ＡＫＢ４８のことを、『ほら、Ａ、なんとかなんとか、４８っているよな』 と言ったやつが、みんなに笑われました」
「それでどうしたの？」
「どちらも、ＫＢ（警備）が甘かった」

「６月には、小笠原諸島と平泉が世界文化遺産に登録されたので、『観光客が増えるぞ』と 業者がほくそえんでいます」
「それで？」
「バンドでは、前の日に飲み過ぎて胃の調子が悪いやつが、ステージに上がる前に薬を飲 んでいました」
「それでどうしたの？」
「どちらも、遺産（胃散）が頼りです」

「７月には、アナログテレビの放送が終了して、地上デジタルテレビに全面移行しました」
「それで？」
「バンドでは、焼き鳥屋で飲み会をやったら「えー、俺、鶏肉食えん！」と言うやつがい ました」
「それでどうしたの？」
「どちらも、いっぱい鶏（取り）残されました」

「８月には、管直人総理大臣が退陣発表、島田紳助が芸能界を引退しました」
「それで？」
「バンドでは、最近髪が薄くなったと、バンマスが嘆いていました」
「それでどうしたの？」
「どちらも、抜けるときは早い！」

「９月には、柳川市出身の琴奨菊が４年ぶりに日本人大関に昇進しました」
「それで？」
「バンドでは、どじょう鍋を囲んでそれをお祝いをしました」
「それでどうしたの？」
「みんな『柳川』で盛り上がりました」

「今年は「マルマル、モリモリ」の歌が大流行しました」
「それで？」
「バンドでは、時間が無いのに全曲を通してリハーサルしようとする歌手にブーイングが 出ました」
「それでどうしたの？」
「バンマスが言いました、丸丸？無理無理！」

「今年は「なでしこジャパン」の活躍で、女子サッカーのスポンサーの商品にも注目が集 まりました」
「それで？」
「バンドでは、厨房のコックと怒鳴って頭がボーッとなった、とメンバーが言ってま した」
「それでどうしたの？」
「どちらも、コックとどなってボーッ（黒糖ドーナツ棒）」

「１２月には、今年の漢字「絆」が、京都・清水寺の舞台で黒々と大書されました」
「それで？」
「バンドでは、「タイタニック」のテーマ「Ｍｙ Ｈｅａｒｔ Ｗｉｌｌ Ｇｏ Ｏｎ」を演奏 するたびに、映画のあの名シーンを思い出しました」
「それでどうしたの？」
「どちらも、艦首（貫主）に注目が集まりました」

「んー、今年最後の大喜利だってのに、どれもイマイチだな。おーい山田くん、みんなの座布 団、全部持って行って」

「ということで、本日の大喜利はこれまで。
今年は未曽有の出来事があって、日本中が混乱した一年でした。しかし、その中から本当 の「絆」が生まれようとしています。
皆様にとって、来年がよい年でありますようお祈りしながら、今年最後の大喜利をお開き にしたいと思います。
では、またの機会にお目にかかりましょう、さようなら〜