「新」しかったかなあ 12/19
 引き続き同じご案内ですが、このサイトを訪れた方、どうぞブログの方を覗いてください。ぼくの発信は、今やそちらの方がメインです。
 今年もあとわずかで終わりです。いつものように、ああ速かったと言ったところでどうなるというものでもありません。それなりにいいことも困ったこともあった1年でした。個人的には、健康が支えられていたことを感謝してます。
 漢字検定が今年ガタガタと揺れましたが、「今年の漢字」は どうやら引き続き行われることになったようです。で、今年選ばれたのは「新」でした。
 ぼくはそれを見て、それこそ「新」味がないような気がしたんですけどね。印象の薄い文字だなあと。この字に当てはまるとすれば、新政権に変わったことくらいで、それ以外に日本が新しくなったとは思えません。2位以下の文字の中でちょっと心に残ったのは「薬」くらいかな。何年も続けていると、候補になる文字は同じようなものになっていくのでしょう。
 まあ、でも「新」はみんなが
むしろ「新年」に向けてそれぞれに心に携えていくものであればいいんじゃないでしょうか。 一人一人に、いい新年でありますように。

さび付いたものを使う 6/29
 
3週間以上も更新しませんでした。更新してもこのコーナーだけ。このホームページ以外にG3を使うことはなくなったものだから、ますます縁遠くなる。しかし、古いコンピュータを使わないでいると、確実にだめになるから、さっきあわてて電源を入れて使っているのです。
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ただ、それも画像がほとんどないんだけど……。これじゃあだめだよなあと思いながら、目の前のことに追われてなかなかリニューアルが進まない状況です。
 さび付いてるけど使う必要に迫られているものが
、最近もう一つ出てきました。英語です。6月の半ばから、日本キリスト教協議会というところでアルバイトを始めたのです。週3日通勤しています。基本的にデザインとは関係のない世界です。
 この10年、デザイン作業で英語を使う機会がぐんと減っていたので、自分でも能力の衰えを自覚していましたが、新しい仕事のためにまた久しぶりに訓練しなくてはいけなくなりました。さあ、勘が取り戻せるかどうか……。コンピュータも、体力も知力も、使っていなければ衰える。容赦ない現実です。

ムクドリの群れ  6/5
 
今日の午前中、用事で出かけた帰り、駅から家に向かって歩いているときのこと。樹上から聞こえてくる小鳥の騒がしい鳴き声が意識に留まり、見上げると、枝の間からたくさんのムクドリが現れ、僕から遠ざかるように移動していくのが目に入りました。
 木から木へ移るものもいれば、地上に降りてはまた枝へ飛び立つものもいます。眺めているうちに、その数があまりに多いことに驚いてしまいました。つい先日の朝日新聞天声人語で、私たちのまわりからスズメが急速に減っていると報告されていましたが、ぼくの住居の周辺でもそういう事態が進んでいるように思えました。見渡したところ、スズメの姿はなく、ムクドリばかりが、まるでぼくを先導するように、あるいはからかうように、騒々しい声とともに飛び交っているのです。今のムクドリはスズメ以上に、都会の人間と共存する術(すべ)を身につけているということでしょうか。
 それはまるでヒッチコックの「鳥」の一シーンが実際に目の前で展開しているかのようでした。地球環境に異常事態が発生しているのだろうか。
 そんな、ちょっとミステリアスな不安を心の隅に抱きながら、ぼくは帰宅したのでした。

コンピュータは数学  5/30
 
先日、教会のHPを立ち上げました。ウィンドウズOSとホームページビルダーというソフトで制作したので、慣れないことだらけ。このソフトは「だれでもホームページを手軽に作れる」といううたい文句ですが、どういうものでもほんの少し本格的にやろうと思うと、そうは問屋がおろさないのは当たり前。結局のところ、CSSの学習は避けて通れそうにない、ということがわかりました。
 娘が通うデザイン情報学科には、美術でなく数学で受験して入る学生もいます。今、コンピュータのウェブサイト制作について学んでいるらしいのですが、数学受験で入った学生は、タグの記述だけで作っているそうです。もちろん作る前には視覚画像を想像してるのだろうけれど、画面に色や線を描いて作っていく手法とはまったく異なるから、話を聞いていると、驚くばかり。つくづくコンピュータは数学なんだと思わされるのです。
 一方で、数学受験の学生との雑談の中で、娘が石膏デッサンということを言ったら、「それ、何?」と聞き返されたとか。それもまた驚きです。コンピュータによるデザインが 、明らかに美術の範疇を超えていることの現れです。

ブックレビューを見る 5/16
 
NHKBSのブックレビューを、ほぼ毎週見ています。この番組を見ると、紹介されている本をみんな読みたくなって、図書館に次々と予約するのですが、読み切れるわけがない。ひどいときには、予約していた本の内容が何だったのか忘れてしまっていたりする。愚行を繰り返していることに気づいて、少し前から予約本を厳選するようになりました。もちろん、本当に良さそうとか、手元に置いておきたいと思った本は買います。
 どちらかというとこの番組で紹介されているのはフィクションが中心ですね。それからある時ふと気づいたのは、岩波書店の本がそれほど多くないと言うこと。ノンフィクションが少ないことと関係しているのかも知れません。
 そういうちょっとした癖もありますが、民放ではこの手の番組は絶対作れないと思うから、貴重です。4月からアシスタントが変わり、今まで活躍していた中江有里さんは司会者の方に役割が移りました。残念ながら今のところ中江さんが司会の放送は見逃してしまっています。比べちゃいけないけど、新しいアシスタントはどうもまだ頼りない感じがします。今朝の放送では、藤沢周さんがかなり気を使って、アシスタントに語りかけていたのが印象的でした。

ウィンドウズは使いづらい  5/2
 
テレビでは、連休というと海外に出かける人のこととか高速道路の渋滞とかばかりを報道しています。連休の過ごし方はそんなのばっかりじゃないだろうに。でも今年は、直前に新型インフルエンザが発生したから、行楽事情にも異変が起きていることでしょう。
 さて、ぼくの連休の一部は、教会のホームページ作りに
費やされそうです。遅れに遅れているのですが、その経緯は省略するとして、現在ウィンドウズのマシンでホームページビルダーというソフトを使って制作しています。
 正直な感想を言うと、ウィンドウズってなんでこんなにまだるっこいんだと思います。あまり使用者に親切な(
User-friendly )構造にはなっていませんね。何かをするのに不必要な手順を踏まなくてはいけない場面にしばしば出会います。それでも世の中ではこちらの方がメジャーだから、操作法を習得することは生き延びるために必要ではあるのですが、使い勝手はマックの方がいい。単なる慣れの問題ではないと思う。
 でも、娘の話を聞くと、美大デザイン科の学生でもウィンドウズユーザーの方が今では多数派だと言うから、時代は変わったのです。ふーむ……。

3〜4月の「ごあいさつごあいさつ」