盛りだくさんの2月だった 2/27
うーん、サイトの更新がなかなかできない。訪れてくださる方たち、どうもすんません。
写真だけでも新しくしたいと思うけれど、目の前の仕事(しかも遅れ気味)に追われるわ、そんなときに限って新しい仕事が入るわ、確定申告もあるわ。おまけにディズニー・シーの入場割引券の有効期限が2月いっぱいということで、日ごろいろいろ我慢をさせている子どもたちのためにも、このチャンスを逃すわけにはいかない。行ってきました、土曜日(22日)。小雨のおかげで(去年の9月に行ったときもそうだったなあ)それほど混んでいませんでした。よかったぁ。
確定申告も月曜日にちゃんと済ませました。若い頃は、最終日に大混雑の会場で提出したこともしょっちゅうでした。でも結局そういうのって効率悪いんですよね。失敗は多いし。役所関係でも家事でもそうですが、めんどうなものはついつい後回しにしがちです。でも考えてみたら、自分や自分のまわりのことくらいこなせるようにしたほうが、自分のためにも人のためにもいいのですね。こういうことはあまりゴチャゴチャ考えずに淡々と進めていく。
とくに男性。言い訳としての仕事さえしていればいいという時代はもうとっくに終わっています。仕事も遊びも睡眠も家事も読書も(他にもいろいろありそう)、みんなしっかりやっていく(と言っても、勤め人の場合、わかっていてもできない事情がありますけどね)。こんなことを多少なりとも身につけるのに何十年もかかってしまいました。

脳の話 2/18
今かかえている仕事が胸突き八丁の段階なので、この1週間、サイトの更新ができずにいました。本も読めない、ジョギングもできないとなるとストレスがたまります。まあ、不況時に仕事があるだけでも喜びましょう。しかし、こんなレベルで満足していてはいけないわけで、今年はもう少し先を射程に入れて毎日を過ごしています。
さて、「ぼくの好きな絵本」「この本が面白い」「作品ですよ」……出番待ちのものが結構あるのですが、ちょっと手がつけられずにいるのが自分でももどかしい。
本については、相変わらず脳科学の関連本をあれこれ乱読しています。何冊か読んでいくと、同じ脳を扱っていても少しずつ視点が違っているので、脳への理解がより立体的になってくるのがわかります。ほんとうに奥深い世界です。
そのうち、ひとつひとつの本の感想というより、脳についてぼくが感じていることを紹介していけたら楽しいかも知れない。ぼく自身は、去年の秋に脳の本に出会ってから元気が出てきているので、このサイトを訪れてくれる人とその楽しさや奥深さを少しでも共有できたらすごくいいんじゃないかな、と思うわけです。もちろんぼくはド素人ですから、あくまでも素人的な視点になるのですが。でもとにかくおもしろい。

フリーマーケット 2/10
温かな日曜の午後、公園をぐるっとウォーキングしました。広場に大勢の人が集まっていたので、何かと思ったら、フリーマーケットでした。しかし会場に何本も立てられているのぼりには、青地に白抜き文字で Free Market。よくやる間違いです。ほんとうはFlea Market。「ノミの市」の訳ですからね。Free だと、品物をただで交換てことになっちゃいますよ。
ぼくが購読しているほぼ日刊イトイ新聞のデリバリー版に「言いまつがいコーナー」というのがあって、いろんな言い間違いが紹介されています。もうめちゃくちゃ笑える。その中によく出てくるのが、東南アジア製日本語の間違い。レストランの表示やおみやげの取扱説明など。ぼくにも覚えがあります。台湾製のウーロン茶の説明でした。初めに小さじ2杯のお茶の葉を用意、お湯を沸かしたあと「ついに茶葉を入れ」と。お茶を入れる作業がものすごい歴史的一瞬のような表現。思わず感動です。
でも、日本で使われている英語もアジアの日本語とほとんど同レベルでしょう。アメリカ人の友人は、電車でよく見る紙袋やTシャツの英語を見て、ときどき笑いをこらえるのに必死だ、と言ってました。あのフリーマーケットにも外国人らしき人の姿があったけど、どう思ったかな?

コロンビア号の事故  2/4
締め切り間際の仕事に追われ、土曜の夜はテレビを見ずに寝たら、翌朝の新聞にスペースシャトル事故の大きな見出しが。一瞬、えっ?
またしてもアメリカに大きなショックと難問題が降りかかりました。もちろん日本や他の国々にとっても他人ごとではありません。回り回って、ぼくたちの生活にも影響が出てくるでしょう。
しかし、いつも思うのは、アメリカのやることって、とにかく目立つ、ということ。今度のニュースも確かに衝撃には違いないけれど、どんな意味で衝撃なんだろう? テレビや新聞で大きく取り上げられるものだから、ぼくたちはそれに乗せられているだけなのか? その感覚は9.11テロの時にも抱いたものです。世界には他にも多くの、悲惨で深刻で重要な事故や事件が毎日のように発生しているのです。
そこでふと思うのは、アメリカで起こることは良かれ悪しかれ、何かしら人類の未来と関わっているから、見過ごせないんだろうなあ、ということです。政治経済、文化、軍事、科学、などなど、世界の最先端を走るアメリカで起きた貿易センタービルの崩壊や今回の事故は、人類の未来が必ずしもバラ色ではないことを、今まで以上に感じさせているはずです。
希望は自分の目の前から一歩ずつ、って気を取り直してやって行くしかありません。

Time Flies and Houseflies  2/1
年が明けたときから予想はしていましたが、やっぱり1か月があっという間に過ぎました。2月はたったの4週間。これも瞬く間だろう。
今年ぼくは、かなりの緊張感を持って新年を迎えたのです。井上ひさしさんが昔言っていた言葉を思い出します。「年をとってきて、やりたいことの多さと残された時間の少なさを考え、わたしは逆上している」……だいたいこんな内容だったんだけど、「逆上」という表現が妙に印象に残っています。なんか、わかるなあ。
光陰矢のごとし、というのが年々重みを増していますね。英語で言うと、Time flies like an arrow. 10年ほど前、パトリックというアメリカ人学生から、これに続けて言う表現を習いました。Houseflies like bananas. 意味としては、「イエバエはバナナが好き」というのですが、全くのナンセンスで、音の遊びです。See you later, aligator. とか、After while, crocodile. と同じような感覚ですね。
そういえばこの人は、日本に来る前に覚えた日本語が5つあると言って、「こんにちは」「さようなら」「ありがとう」「ごめんなさい」に混じって、なぜか「美しいバラには刺がある」というのがありました。
今彼は、何をしているんだろう。やさしくてまじめな好青年でした。

1月の「ごあいさつごあいさつ」