場 所 : 茨城県近代美術館 (水戸)
たしか以前Bunkamuraで開催していた展覧会だ。と思っていくことにした。
印象派の作品の良い物は、やはりUSAにあると思っているので結構期待して行った。
印象に残った作品
最初のピカソの作品は印象的だった。母と子。青の時代を代表する作品ではないだろうか。ピカソの作品でいいと思ったのは久しぶりだった。
県立美術館でも音声ガイドを貸し出すようになった。ガイドもその時はへえと思うが後には残らない気がする。作品も、何度も行くとどこで何時見たか忘れてしまう。
大きくてかさばるが、良い作品を見たときは図録を買うことにしている。最近はCD−ROM版もたまに見かけるが色合いがいまいちかも知れない。図録を見て本物との違いにがっかりすることが多いが、違うから作品がすばらしいともいえる。何時の日か、作品そのままの図録が出る日が来るかもしれない。
最近の展覧会で、けっこうモネの作品が気に入ってしまった。今回はセーヌの眺望,ラヴァクールとチャーリング・クロス橋−テムズ河の霧がよかった。
エドガー・ドガのオリヴィエ・ヴィレット夫人の窓の風景がよかった。ザッと筆を走らせた感じで描いているが妙に引き付けるものがあった。
ポール・ゴーギャンの静物もよかった。桃のある静物とリンゴ、ナシ、顔のついた水差しのある静物。の2点であったがゴーギャンもこんな静物を書くのかと感心した。
どうもセザンヌの影響をうけたようで、似ているかも知れない?
ムンクのリヴォリ通りも印象に残った。どこかとらえづらい、焦点があわない作品ではあるが、色合いがよかった。壁に掛けて落ち着いて見られる作品ではなさそうだが、
明るい作品だった。
後半の作品は結構退屈してしまつた。前半の作品と差がありすぎた。