タカネヒカゲ

石の中に静止しているときは、よほど目を凝らさないと気がつかない。

夏だけ高山蝶に仲間入りのアサギマダラと
シロウマアサツキ。
雪倉岳北側斜面のお花畑で。

 タカネヒカゲは中部山岳地帯の高所に分布する高山蝶の一種である。  雪倉岳は北アルプスにおける本種の分布の北限となっている。
 8月2日、朝8時に頂上に着いた頃からガスが広がりはじめ、 今回はダメかと思いながら広い頂上で待っていると、 1頭のタカネヒカゲの飛んでいる姿が見え、やっと数枚の写真を撮ることが出来た。  岩礫の間に止まると、石の模様の中に溶け込んでしまう。

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