屋宜家
登録有形文化財

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主屋について






沖縄のかーらやー(沖縄瓦葺)の間取りはほぼ同じ様な造りです。
畳間の広さ、廊下の広さ、天井の高さ、軒下の長さ、部屋数等で家の大きさが決まります。
屋宜家は6畳の畳間が2、6畳の床張りが1、それに9畳の台所があります。
裏座は以前は物置として使われ、味噌、三枚肉のスーチカー(塩漬け)等の保存のために
大きな瓶が置かれておりました。


純琉球様式のカーラヤーには玄関は無く、ひんぷんをぬければそこは家の中です。
来客は廊下に腰掛けたり、入りやすいところから客間に上がります。
農作業等の休憩時間には廊下に腰を下ろして、お茶を飲みながら語り合うことが楽しみの
ようでした。


あまはじ(軒下)が広く取られており、夏は太陽をさえぎり、冬は程よく太陽を取り入れ、雨の
日はうち雨を防いでくれます。

カーラヤーの造りについて


家自体は何所にも固定されておりません。(右参照)
重機で吊り上げれば持ち上げられてしまいます。


梁と梁、柱と梁の組み合わせは釘を使わずくさびを使って固定しています。
屋根はたるぎの上に竹(山原竹)を敷き詰めその上に土を乗せます。
土の上に琉球瓦を葺いていきます。
瓦と土の重さ、それに木材の重さで土台に抑えつけられております。


土の効用は湿気が多い場合には吸収し、乾燥した
ら吐き出し、エアコン的な役割もします
土の効用は湿気が多い場合には吸収し、乾燥したら吐き出し、エアコン的な役割もします










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