前回までは新幹線との交差部分まででした。
引き続き交差部分付近から詳しく見て行きます。
このエリアは、貨物線が新幹線の桁下を浅めの角度をつけてアンダークロスしたあと、カーブで膨らんだコースを取りながら再び新幹線と平行のコースに戻す区間です。
同時に、豊代BVで地上4mまで下がった高度を徐々に新幹線の高架のレベルまで上げながら進むという、ダイナミックな高架構造が続きます。
【地形図】 名古屋市都市計画図2005年版を管理人編集 |
@豊代Bv A御替地第1BL B第1御替地Bv C御替地第2BL D第2御替地Bv E御替地第3BL F第3御替地Bv G御替地第5BlL H第4御替地Bv I御替地第5BL J第5御替地Bv K紀左ェ門第1BL L第1紀左ェ門Bv (BL=高架橋 Bv=架道橋) |
@新幹線(上)と貨物線の交差部分を北側から望みます。右手が名古屋方。 2005.3
新幹線との交差地点南側の場所です。手前の新幹線の橋脚の向こうに笠寺方向から南方貨物線の豊代高架橋が近づいてきています。 このころは中越沖地震で上越新幹線が脱線したのを受けた対策として、東海道新幹線の橋脚補強工事が行われた直後でした。2005.3
この交差部分の架道橋は新幹線・南方貨物線ともに豊代架道橋といいます。路面からの高さがわずか4mと低くなっています。2005.3
@A豊代架道橋に続いて御替地第1高架橋が向かって左に続きます。左手前の建物はぎりぎり高架をかわすように台形の敷地に建てられています。2005.3
A2005.6 御替地第1高架橋の東側からのアングル。第1高架橋につづいて・・・
B第1御替地架道橋が架かります。後方のビルは高架の形に合わせピッタリにセットバックして建てられています。2005.6.
BC第1御替地架道橋とそれに続く御替地第2高架橋です。この架道橋も最低高さ4mで、注意を促す道路標識が付いています。2005.6
上と同じ場所の12月3日の様子。
B上の場所の反対側(西側)より見た第1御替地架道橋。2005.6
CDE右から御替地第2高架橋、中央に第2御替地架道橋、御替地第3高架橋と続きます。非常に細い道路になっています。2005.6
D第2御替地架道橋を北側から見る。 200.5.12
F2005.6 御替地第3高架橋(以下、BLと言います)が終わると第3御替地架道橋(以下、BVといいます)。非常に短い御替地第4BLを挟んですぐに・・・
GH第4御替地BVと、これに続く御替地第5BLです。カーブに沿った向こう側はトラック駐車場になっています。
この付近は碁盤の目状の区割りに、斜めに貨物線が通過しているため架道部分がとても多いのです。2005.6
EFGH東側から見た構図です。左端から、少しだけのぞいている御替地第3BL、第3御替地Bv、御替地第4BL、第4御替地Bv、右端が御替地第5BLです。2005.7
HIJK御替地第5BLの先には、道路を跨いでいる第5御替地Bvがあり、右にBL続きますがここから名称が変わって紀左ェ門第1BLになります。先ほどよりも高架やや高くなっているのがお分かりかと思います。2005.3
JK右の紀左ェ門BLに続き第1紀左ェ門Bvがあります。突き当たりの道路は東海通(とうかいどおり)です。2005.3
H第4御替地BV付近から名古屋方向を見ると、ふくらんでカーブを描く貨物線がこの先新幹線に寄って行く様子がわかります。 2005.7
Jこれは第5御替地Bv付近より笠寺方向を見た様子。新幹線をくぐって南側へ出てきた貨物線が、一旦ふくらんでカーブを描いているのがわかります。この写真は前の写真の2ヶ月後なので、上の写真の撮影地点であった第4御替地Bvが撤去され無くなっています。2005.9
管理人 茉莉花(まつりか)
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