詰将棋おもちゃ箱パズル詰将棋
パズル展示室 No.50 やよいさん

パズル詰将棋
パズル詰将棋
棋譜ファイル(柿木将棋kif形式)
出題時のコメント:
龍知恵の輪 40手台
パズル詰将棋ではパズル的な作品を出題

パズル展示室No.50 やよい

詰将棋は全体がパズルともいえますが、その中でもいかにもパズル的と感じる作品もあると思います。 パズル詰将棋はそういう作品のコーナーです。

本作は3段目に移動する玉を龍で左右に動かして局面を打開していく、龍知恵の輪です。 繰返しのキーが不規則な趣向を知恵の輪趣向といいますが、キーを見つけないと解けないので、パズルの知恵の輪に似たところがありますね。

まずは14龍から左側に追います。 14龍に22玉と逃げるのは32歩成で金が取れるので、手数はかかるものの簡単。 33玉と逃げて、24龍、43玉、34龍と、53まで移動させます。 ここで64龍、43玉、34龍、53玉では千日手。 局面打開の最初のキーは63と捨てです。

  14龍、33玉、24龍、43玉、34龍、53玉、63と、同玉、

74龍でもう1歩入手して、64龍、43玉に再度の34龍で折り返し。 また千日手になりそうですが、取った2枚の歩で更に左側に動かせます。

  74龍、53玉、64龍、43玉、34龍、53玉、54歩、63玉、
  64歩、73玉、83香成、同玉、93歩成、73玉、63歩成、同玉、
  53歩成、同玉、

2番目のキーは83香成。 88香を消去することにより、98飛を横に動かすことが可能になります。 64龍で玉を43に動かせば最後のキー48飛が実現、合駒は桂合が最長で、取って収束します。

  64龍、43玉、48飛47桂合、同飛、同馬、34龍、53玉、
  45桂、63玉、73龍 まで41手

作者 「龍が左右にスライドする知恵の輪で、殆ど考えるところの無い易しい手順です。 往復しながら歩2枚はがすと左辺に送って邪魔な香を捨てることができ、以下合駒で桂を入手して収束します。」

不規則ではあるものの、手が狭いのでそれほど難しくなかったと思います。 龍による知恵の輪は珍しく、楽しめるパズル詰将棋でした。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

吉田京平さん:
新鮮な知恵の輪趣向でした。 31の角の配置がうまいですね。
冨坂碧海さん:
易しくて、遊び心が感じられて好きです。
松崎一郎さん:
玉と竜の振り子運動と歩の詰み崩しが面白い。

74龍まで43手解。 数え間違いかなということで正解としました。 どこかに迂回手順などありましたらご連絡ください。

蛇塚の坂本さん:
最初の駒の配置で馬の存在が異様だったが、収束で桂の入手と判り安心した。
Estalightさん:
龍を巧みに利用した素晴らしい作品でした
山下誠さん:
これは面白い。 桂馬を入手する手段が巧みに隠されていた。
名越健将さん:
楽しい龍紀行。 飛道を通して桂を得る処が、お気に入り。
ootanowatasi67:
龍知恵の輪から98の飛車を見事に活用。
おかもとさん:
龍の往復ビンタ。 痛そう。
池田俊哉さん:
龍の往復でキーを探す知恵の輪風趣向だが、打歩回避の73と消去や98飛の活用で一往復増えるなどうまくサイクルを伸ばしている
占魚亭さん:
四段目を右往左往する龍。

パズル展示室No.50 解答:11名 全員正解

  池田俊哉さん  Estalightさん  ootanowatasi67さん  おかもとさん
  占魚亭さん  冨坂碧海さん  名越健将さん  蛇塚の坂本さん
  松崎一郎さん  山下誠さん  吉田京平さん

当選者は、展示室で発表しています。