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詰将棋おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱
くるくる展示室 No.252 しまぎろうさん
くるくるおもちゃ箱
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棋譜ファイル(柿木将棋kif形式)

出題時のコメント:
片方の馬は動かない 20手台

くるくる展示室No.252 しまぎろう

趣向詰であることが、一目でわかる形。 初手から歩を打っていくのもこれしかなく、入りやすい。

  19歩、27玉、28歩、36玉、37歩、45玉、46歩、54玉、55歩、63玉、

歩を使い切って、ここが考えどころ。 73馬では52玉と逃げられて失敗。 73馬がダメなら72馬寄。 これなら52玉には74馬までです。

  72馬寄、64玉、73馬引、75玉、84馬右、64玉、

75玉で、逃げられそうでヒヤっとしますが、84馬右で大丈夫。 さあ、ここからは直線コース。

  74馬寄、55玉、65馬、46玉、56馬、37玉、47馬、28玉、38馬、19玉、29馬 まで27手

作者「歩で攻め二枚馬で折り返す趣向です。折り返し部分は上手く出来たつもりです。」

歩打送り、馬追いとシンプルな趣向による斜め往復で新鮮さはありませんが、簡潔な舞台が連携した2枚馬の活躍を引き立てて、午年の新春の趣向詰にぴったりの作品でした。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

パスファインダーさん:
期待どおりの詰上がり。
S.Kimuraさん:
82の馬を何とか軌道に乗せて,無事に帰還できました.
占魚亭さん:
ゆったりとした雰囲気でいい。
永島勝利さん:
不動馬が頼もしく見えるから不思議。
やまかんさん:
この斜め追い趣向のシンプル版ですかね。
中原寛太さん:
ヒントに大いに助けられました。
初めに打った歩が玉にどんどん取られていく様が何となく面白かったです。
千葉等さん:
8二の馬は大活躍だが8三の馬は土台なり。
時風瑞季さん:
収束で一升づつ動く馬が小気味良い。
キリギリスさん:
8筋で一方の馬が他方を回るのが面白かったです。
高田明浩さん:
馬をどんどん引く感じが気持ちよかったです。
蛇塚の坂本さん:
歩と玉の鬼ごっこエレベーターの筋で面白いと思いました。
ぬさん:
折り返しの馬繰りで少し迷いました。
きたさん:
詰上がりを考えると、どちらの馬が動くのかがわかる。良いヒントでした。
鈴木彊さん:
玉のエレベーター。戻りは歩を拾いながら
また馬が2枚輪ゴムのように伸びる様でユーモアタップリ
午歳のお年玉 素晴しい
小山邦明さん:
玉の折り返しの部分が、シンプルな形でうまくまとめられていると感じました。
波多野賢太郎さん:
これはわかりやすくて楽しかったです。気づいてみれば、初形から玉と8二の馬が移動しただけになって詰上がるのが面白いですね。
竹中健一さん:
うまく戻ってくるものですね!
藤田卓志さん:
馬の動きがとても面白いですね。
三輪勝昭さん:
64歩に52玉で詰まないなと考えてしまった。歩がないのに(笑)。
折り返しが絶妙。
池田俊哉さん:
行きかえりは一本道でも、折り返しでちょっとした工夫が必要
名無し名人さん:
よくある四香を階段状に並べる趣向の歩バージョン。
くるくるNo.29でも紹介しています。
佐藤司さん:
読むのが面倒になって盤駒を使いましたが・・・、お屠蘇気分で解けましたね
隅の老人Bさん:
これぞ「くるくる」。「くるくる」は、かくありたい。
私だけかな?
やぶいりさん:
引いたり揺れたり揚がったり、凧のような王様。
ひろぽんさん:
くるくるならではの歩の階段が楽しい
嵐田保夫さん:
馬の大活躍。
hiroさん:
解いていて、山中龍雄氏の塚田賞受賞作を思い起こしました。
香遠打で斜めの階段を作り、馬で折り返す。 第27期の中編賞詰将棋の欠片)ですね。

くるくる展示室No.252 解答:34名 全員正解

  嵐田保夫さん  池田俊哉さん  S.Kimuraさん  きたさん  キリギリスさん
  日下通博さん  小山邦明さん  佐藤司さん  時風瑞季さん  しまぎろうさん
  鈴木彊さん  隅の老人Bさん  占魚亭さん  高田明浩さん  竹中健一さん
  千葉等さん  塚ア彰仁さん  出崎守さん  永島勝利さん  中原寛太さん
  名無し名人さん  ぬさん  パスファインダーさん  長谷繁蔵さん  波多野賢太郎さん
  hiroさん  ひろぽんさん  藤川薫さん  藤田卓志さん  蛇塚の坂本さん
  三輪勝昭さん  やぶいりさん  やまかんさん  山下誠さん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。